睡眠の質を高める方法は?

睡眠の質を高める方法は?
読了目安 5〜7分最終更新日 2026.11.05
答え効く方法がある

アロマ、カモミール、耳栓とアイマスク、寝室を暗くするなど、効く方法があります。

根拠

判定ごとに分けると次のとおりです。

  • 効く: アロマ [1]、カモミール [2]、L-テアニン [3]、不眠のある人への光療法 [4]、寝室を暗くする [5]、耳栓とアイマスク [6]、マットレス [7]
  • 効く (根拠の確かさは低め): 運動 [8]、GABA [9]、寝る前のはちみつ [10]、子どもの画面時間を減らす [11]
  • 良い関連がある (根拠の確かさは低め): 寝る前の入浴 [12]、寝起きの時刻をそろえる [13]
  • 悪い関連がある (根拠の確かさは低め): 寝る前のカフェイン [14]、寝酒 [15]

この答えの範囲

対象は方法ごとに違い、高齢者や病気のある人の研究も多いです。耳栓とアイマスクは、騒音や光を再現した睡眠実験室の健康な大人の結果です。寝室を暗くする方法は観察研究が中心です。

じゃあ、どうする?

寝室を暗くすることと、耳栓やアイマスクは、どちらも研究で効くとされ、すぐ試せます。寝る前のカフェインとお酒は、睡眠時間やレム睡眠を減らす関連があるので、量と時間を調整しましょう [14]。眠れない状態が長く続くときは、医師に相談してください。

この記事は、成分や方法について公開されている研究を整理したものです。特定の商品の効果を評価したものではなく、個別の診断・治療の助言でもありません。

根拠の確かさ

エビデンス強度研究の種類・数・結果のそろい方から、根拠の確かさを「高い・中程度・低い・限定的」の4段階で示します。高い
根拠の論文判定に使った論文の数です。まとめ論文 (多くの試験を集めたもの) も 1 本と数えます。23 本
研究間の一致研究どうしの結果が、同じ方向にそろっているかを示します。おおむね一致
判定の内訳を見る(スコア 98 / 100)
項目点配点何を見るか
研究デザイン4040いちばん信頼できる研究の種類
研究の量18.320研究件数と参加人数
一致度2525結果の向きがそろっているか
新しさ1010最新の研究が何年以内か
精度55信頼区間が「差なし」をまたがないか

合計 98.3 点を、エビデンス強度 A の範囲(75〜100 点)に収めて、スコアは 98 点です。 判定に使った研究は、ランダム化比較試験 6 本・RCT のメタ解析 5 本。

配点の決まりは 評価方法について に公開しています。計算はプログラムが行い、広告や商品のデータは使いません。

睡眠の質とは

睡眠の質とは、眠る時間の長さではなく、眠りの中身がどれだけ良いかを指す言葉です。寝つきの早さ、夜中に目が覚めないこと、ぐっすり眠れた感じ、朝のすっきり感などが含まれ、決まった測り方はありません。研究では、ピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)などの質問票で本人の感覚を点数にする方法と、脳波などの機器で測る方法が使われます。注意点は、測り方が研究ごとに違うため、同じ「質が良くなった」でも中身が同じとは限らないことです。

目次
  1. 01研究でわかったこと
  2. 02注意点
  3. 03まとめ
  4. 04よくある質問
  5. 05参照した論文

01研究でわかったこと

効く方法

  • アロマ: ラベンダー精油のRCT11件・628人のまとめで、本人が答える睡眠の質の点数が良くなっていました(標準化平均差-0.56)[1]。
  • カモミール: 睡眠の質の点数(PSQI)が平均1.88点良くなりました。睡眠時間は延びていません [2]。
  • L-テアニン: RCT12件のまとめで、睡眠の質の総合点がプラセボより良くなりました(標準化平均差0.43)。テアニンだけの研究は少なめです [3]。
  • 光療法: 不眠のある人が朝などに器具の明るい光を浴びると、RCT10件のまとめでPSQIが平均2.89点良くなりました [4]。
  • 寝室を暗くする: 観察研究10件・691,851人のまとめで、夜の光を最も多く浴びている人は、睡眠障害が27%多いという関連がありました [5]。20人の実験では、真っ暗な部屋のほうが深い睡眠に早く入りましたが、総睡眠時間や寝つきに差はありませんでした [16]。詳しくは 寝室を暗くすると眠りは良くなる? へ。
  • 耳栓とアイマスク: 健康な大人25人の実験で、耳栓は騒音による睡眠の乱れをほぼすべて防ぎました [6]。詳しくは 耳栓やアイマスクで睡眠は良くなる? へ。
  • マットレス: 39件の系統的レビューで、中くらいの硬さが寝心地や睡眠の質を良くするという結論です [7]。

効くが、根拠の確かさが低めの方法

どれも根拠の確かさは低めです。

  • 運動: 高齢者3519人・RCT35件で、運動が通常のケアより睡眠の質を改善しました [8]。身体活動の研究全体では、若い人に効果は見られませんでした [17]。確かさが低いのは、対象によって結果が分かれるためです。
  • GABA: ヒト試験14件のまとめは、根拠は非常に限られていると結論しました [9]。確かさが低いのは、試験どうしで結果が割れているためです。
  • 寝る前のはちみつ: 牛乳とはちみつを混ぜて飲んだ心臓病の入院患者68人の試験が1件あるだけで、はちみつ単独の効果かは分かりません [10]。確かさが低いのは、研究の数が少ないためです。
  • 子どもの画面時間を減らす: 2〜13歳の子ども4656人・11件で、睡眠時間が1日11分増えました [11]。確かさが低いのは、ほかの取り組みも混ざっていて、画面を減らしたこと自体の効果か分からないためです。

良い関連があった方法

どちらも根拠の確かさは低めです。研究の数が少なく、大きな試験もまだないためです。

  • 寝る前の入浴: 40〜42.5℃のお湯に入ると、本人が感じる睡眠の質と睡眠の効率が良いという関連がありました [12]。足湯だけの6件・176人では差がありませんでした [18]。
  • 寝起きの時刻をそろえる: 大人の53件のまとめで、不眠の症状や睡眠の悪さは、寝起きの時刻の日ごとのばらつきと関連していました [13]。

悪い関連があった習慣

どちらも、とった夜の睡眠を測った研究のまとめで、根拠の確かさは低めです。カフェインをとった夜は、睡眠時間が45分短く、寝つくまでの時間が9分長くなっていました [14]。寝る前のお酒は、約2杯の少ない量からレム睡眠を減らす関連があり、量が増えるほど悪くなっていました。寝つきが早くなるのは5杯ほどの多い量のときだけで、そのぶんレム睡眠の乱れが強まると考えられています [15]。

夜の眠りを悪くする根拠がなかった習慣

昼寝は、高齢者326人・15件で、夜の睡眠時間・睡眠の効率・寝つきに違いがありませんでした。日中の眠気や疲れは減っていました [19]。

よく言われていることは本当?

  • 寝起きの時刻を毎日そろえる関連は確かめられていますが、効果を比べた研究は少なく、根拠は弱めです。 大学生が4週間そろえた試験で、日中の眠気が減りました [20]。
  • 朝日を浴びるふだんの朝日を調べた研究は、ここでは見つかっていません。 研究で確かめられたのは、不眠のある人の器具の光です [4]。
  • カフェインは夕方以降控える関連が確かめられています。 コーヒーは寝る8.8時間前までなら睡眠時間を減らさないと計算されています [14]。
  • 寝る前にスマホを見ない効果は確かめられていません。 18〜24歳167人の試験では、寝る前1時間スマホを使わなくても差は出ませんでした [21]。
  • ぬるめの湯船につかる上のとおり、良い関連があります。
  • 日中に運動する高齢者では確かめられています [8]。 若い人では確かめられていません [17]。
  • 寝具を見直す中くらいの硬さは、寝心地の評価が良い結果です。 健康な20人の試験では、脳波で測った睡眠に差はありませんでした [22]。
  • 寝室を暗く静かにする暗さは観察研究で関連が見られ [5]、静かさ(耳栓)は実験室で確かめられています [6]。

なぜ効く?

しくみが説明されているのは一部だけで、因果が証明されたわけではありません。

  • 入浴: 手のひらや足の裏から体の熱が逃げ、深部体温が下がることが考えられています [12]。
  • 夜の青い光: メラトニンを抑え、体内時計を遅らせると説明されています。ブルーライトカット眼鏡の試験3件・49人では、寝つきや睡眠時間に差はありませんでした [23]。

02注意点

カモミール、テアニン、GABAなどを口からとるものは、持病や服薬がある人、妊娠中の人は医師や薬剤師に確認してください。

眠れない状態が続くとき

方法を試しても改善しない場合は、睡眠の病気が隠れていることがあるため、医師に相談してください。

03まとめ

睡眠の質には、アロマ、カモミール、耳栓、寝室を暗くするなど、効くとされた方法があります。
研究の対象は方法ごとに違うので、運動は高齢者、耳栓は実験室の健康な大人のように、自分に近い人の結果かを見て選べます。
まず寝室を暗くして、寝る前のカフェインとお酒を調整するところから始められます。

04よくある質問

Q毎日同じ時刻に寝起きすると睡眠の質は上がりますか?

寝起きの時刻のばらつきが、不眠の症状や睡眠の悪さと関連していました。時刻をそろえて睡眠の質の点数が変わるかを比べた大きな試験は、見つかっていません。

Q寝る前にスマホを見ないと眠りは良くなりますか?

年齢で結果が分かれています。2〜13歳の子どもでは、画面を減らす取り組みで睡眠時間が1日11分増えました。18〜24歳では、寝る前1時間スマホを使わなくても差は出ませんでした。

Q朝日を浴びると夜よく眠れますか?

確認できたのは、不眠のある人が器具の光を浴びる研究です。ふだんの朝日の習慣を調べた研究ではないので、同じとは言えません。

05参照した論文

判定に使った主な論文(33本)

[1]ラベンダー精油が睡眠に与える効果を調べたRCTのメタ解析

発表年
2026年
研究機関
中国・上海交通大学医学院附属瑞金病院
掲載誌
Holistic nursing practice
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
628人
結果の向き
良い方向

大人628人のRCT11件で、ラベンダー精油を使った人は睡眠の質が良くなった。

[2]カモミールの睡眠の質への効果の系統的レビュー

発表年
2024年
研究機関
イラン・シーラーズ医科大学
掲載誌
Complementary therapies in medicine
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
772人
結果の向き
良い方向

睡眠の質の点数がカモミールのほうが平均1.88点良かった。

[3]テアニンの睡眠への効果を調べたランダム化比較試験のメタ解析

発表年
2025年
研究機関
オーストラリア・キャンベラ大学
掲載誌
Sleep medicine reviews
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究12件を統合
結果の向き
良い方向

睡眠の質の総合点がプラセボより良くなった。

[4]不眠への光療法のランダム化比較試験のメタ解析

発表年
2024年
研究機関
中国・空軍軍医大学
掲載誌
Sleep & breathing = Schlaf & Atmung
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究10件を統合
結果の向き
良い方向

光療法で睡眠の質の点数が平均2.89点良くなった。

[5]夜間の人工的な光と睡眠障害の観察研究のメタ解析

発表年
2026年
研究機関
ドイツ・ドレスデン工科大学
掲載誌
Environmental research
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
691,851人
結果の向き
良い方向

夜間の光を最も多く浴びている人は、睡眠障害が27%多かった。

[6]騒音下の睡眠で耳栓とピンクノイズを比べた実験

発表年
2026年
研究機関
アメリカ・ペンシルベニア大学
掲載誌
Sleep
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
25人
結果の向き
良い方向

耳栓は騒音による睡眠の乱れをほぼすべて防いだ。

[7]マットレスの硬さと睡眠の質・腰痛をまとめた系統的レビュー

発表年
2021年
研究機関
イタリア・サッサリ大学
掲載誌
Journal of orthopaedics and traumatology : official journal of the Italian Society of Orthopaedics and Traumatology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究39件を統合
結果の向き
良い方向

中くらいの硬さが寝心地や睡眠の質を良くするという結論だった。

[8]高齢者の睡眠の質を改善する運動のネットワークメタ解析

発表年
2022年
研究機関
台湾・台北医学大学
掲載誌
Sleep medicine reviews
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
3,519人
結果の向き
良い方向

高齢者3519人のRCT35件で、運動が通常のケアより睡眠の質を改善した。

[9]GABAを口からとったときのストレスと睡眠への影響:系統的レビュー

発表年
2020年
研究機関
イギリス・企業の研究部門
掲載誌
Frontiers in neuroscience
研究の種類
システマティックレビュー関連する研究を決まった方法で集め、結果を整理した研究。
対象
研究14件を統合
結果の向き
結果が割れている

睡眠への効果を示す根拠は非常に限られていると結論された。

[10]冠動脈疾患の患者の睡眠に対する牛乳とはちみつの効果

発表年
2018年
研究機関
イラン・セムナン医科大学
掲載誌
Clinical nutrition ESPEN
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
68人
結果の向き
良い方向

牛乳とはちみつを飲んだ群は通常のケアの群より睡眠の点数が良かった。

[11]子どもの画面使用を減らす取り組みと睡眠のメタ解析

発表年
2021年
研究機関
オーストラリア・アデレード大学
掲載誌
Journal of sleep research
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
4,656人
結果の向き
良い方向

子ども4656人の11件で、睡眠時間が1日11分増えた。

[12]寝る前の入浴・シャワーによる温熱は睡眠を改善するか

発表年
2019年
研究機関
アメリカ・テキサス大学オースティン校
掲載誌
Sleep medicine reviews
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究13件を統合
結果の向き
良い方向

40〜42.5℃のお湯で、睡眠の質と睡眠の効率が良かった。

[13]睡眠と覚醒のパターンの日ごとのばらつきに関する系統的レビュー

発表年
2016年
研究機関
オーストラリア・モナシュ大学
掲載誌
Sleep medicine reviews
研究の種類
システマティックレビュー関連する研究を決まった方法で集め、結果を整理した研究。
対象
研究53件を統合
結果の向き
良い方向

不眠の症状や睡眠の悪さは、寝起きの時刻のばらつきと関連していた。

[14]カフェインが睡眠に与える影響のメタ解析

発表年
2023年
研究機関
オーストラリア・オーストラリアカトリック大学
掲載誌
Sleep medicine reviews
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究24件を統合
結果の向き
悪い方向

睡眠時間が45分短く、寝つくまでの時間が9分長くなった。

[15]寝る前のお酒と睡眠の中身のメタ解析

発表年
2025年
研究機関
オーストラリア・オーストラリアカトリック大学
掲載誌
Sleep medicine reviews
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究27件を統合
結果の向き
悪い方向

約2杯の少ない量からレム睡眠が乱れ、量が増えるほど悪くなった。

[16]真っ暗な部屋と薄暗い部屋で寝たときの睡眠の比較試験

発表年
2021年
研究機関
ドイツ・リューベック大学
掲載誌
Sleep medicine
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
20人
結果の向き
結果が割れている

健康な男性20人の試験で、真っ暗な部屋のほうが深い睡眠に早く入った。

[17]身体活動の介入と睡眠の質のメタ解析

発表年
2023年
研究機関
中国・西安交通大学
掲載誌
International journal of environmental research and public health
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
—
結果の向き
差なし

身体活動の介入研究のまとめで、全体では睡眠の質への効果は有意ではなかった。

[18]足湯が睡眠に与える効果のメタ解析

発表年
2025年
研究機関
インド・政府ヨガ・自然療法医科大学
掲載誌
Alternative therapies in health and medicine
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
176人
結果の向き
差なし

足湯の6件・176人の研究では、睡眠検査で測った睡眠に差は出なかった。

[19]高齢者の昼寝の効果と夜の睡眠への影響の系統的レビュー

発表年
2022年
研究機関
フランス・パリ・ナンテール大学
掲載誌
Frontiers in aging neuroscience
研究の種類
システマティックレビュー関連する研究を決まった方法で集め、結果を整理した研究。
対象
326人
結果の向き
差なし

昼寝をした日としなかった日で、夜の睡眠に違いはなかった。

[20]寝起きの時刻をそろえることが日中の眠気に与える効果

発表年
1996年
研究機関
アメリカ・アリゾナ大学
掲載誌
Sleep
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

大学生が4週間、毎日同じ時刻に寝起きした試験で、日中の眠気が減り、睡眠の効率も良くなったと答えた。

[21]寝る前のスマホ使用と睡眠の試験

発表年
2021年
研究機関
アメリカ・シンシナティ小児病院
掲載誌
Sleep health
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
167人
結果の向き
差なし

18〜24歳の167人で、寝る前1時間にスマホを使わなくても、睡眠に差は出なかった。

[22]体圧が分散するベッドと段ボールベッドで睡眠を比べた試験

発表年
2024年
研究機関
日本・関西福祉大学
掲載誌
PeerJ
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
20人
結果の向き
結果が割れている

健康な20人の試験で、体圧が分散する寝具は睡眠の満足度が良かったが、脳波の睡眠に差はなかった。

[23]ブルーライトを遮る眼鏡が睡眠に与える影響のメタ解析

発表年
2025年
研究機関
メキシコ・モンテレー工科大学
掲載誌
Frontiers in neurology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
49人
結果の向き
差なし

ブルーライトカット眼鏡の試験3件・49人で、寝つきや睡眠時間に差はなかった。

高血圧の人がラベンダー精油を吸ったときの睡眠の質

発表年
2025年
研究機関
台湾・南華大学
掲載誌
Complementary therapies in medicine
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
58人
結果の向き
良い方向

高血圧の中年58人で、ラベンダー精油を吸った群は香りのないオイルの群より睡眠の質の点数が上がった。

大学生のベルガモット精油スプレーと睡眠

発表年
2023年
研究機関
日本・星薬科大学
掲載誌
Complementary therapies in medicine
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
48人
結果の向き
良い方向

大学生48人で、ベルガモット精油のスプレーを使った期間は、目覚めのすっきり感などが良くなった。

不眠のある若い人のカモミール精油と睡眠

発表年
2025年
研究機関
インド・政府ヨガ・自然療法医科大学
掲載誌
International journal of psychiatry in medicine
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
80人
結果の向き
良い方向

不眠のある若い大人80人で、カモミール精油を吸った群は睡眠の質と不眠の重さの点数が良くなった。

ICU看護師の精油マッサージと睡眠の質

発表年
2026年
研究機関
トルコ・カイセリ市教育研究病院
掲載誌
Nursing in critical care
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
96人
結果の向き
良い方向

ICUの看護師108人で、精油マッサージの群はホホバオイルの群よりPSQIの点数が良くなった。

高齢者のアロマと睡眠の質のメタ解析

発表年
2024年
研究機関
中国・雲南中医薬大学
掲載誌
Medicine
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

高齢者のRCTのまとめで、アロマを使った人は睡眠の質が良くなった(標準化平均差-1.02)。

不眠のある人のアロマのメタ解析

発表年
2024年
研究機関
中国・中南大学湘雅病院
掲載誌
Sleep & breathing = Schlaf & Atmung
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
1,043人
結果の向き
良い方向

不眠のある人1043人・RCT14件のまとめで、アロマの群は不眠の点数が良かった(標準化平均差-1.63)。

病気のある不眠の患者のアロマのメタ解析

発表年
2025年
研究機関
中国・海軍軍医大学
掲載誌
Frontiers in psychiatry
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
2,072人
結果の向き
良い方向

不眠のある患者2072人・27件のまとめで、香りを吸うアロマで不眠の症状の点数が平均2.90点下がった。

アロマと睡眠の質の31件のメタ解析

発表年
2019年
研究機関
台湾・台北医学大学
掲載誌
Complementary therapies in medicine
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究31件を統合
結果の向き
良い方向

RCT31件のまとめでアロマは睡眠の質を良くしたが、研究ごとのばらつきが大きかった。

高齢者施設での精油吸入と睡眠

発表年
2026年
研究機関
トルコ・イスタンブール・ケント大学
掲載誌
The journals of gerontology. Series A, Biological sciences and medical sciences
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
60人
結果の向き
良い方向

高齢者施設の65歳以上60人で、精油を吸う群は日中の眠気が減り、睡眠の質も良くなった。

介護施設の高齢者の精油吸入と睡眠の質

発表年
2026年
研究機関
台湾・中台科技大学
掲載誌
Clinical gerontologist
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
37人
結果の向き
良い方向

介護施設の高齢者37人で、寝る前に精油を吸った群は、香りのないオイルの群より睡眠の質が良かった。

ほかに参考にした論文(80本)

判定「効く」は、公開している評価方法に沿ってプログラムが算出しています。