寒さに強くなる方法は?筋肉・寒さへの慣れ・食事で変わる?

寒さに強くなる方法は?筋肉・寒さへの慣れ・食事で変わる?
読了目安 7〜9分最終更新日 2026.11.06
答え良い関連がある

寒さに繰り返し体を慣らすと、震えや寒さの感じ方が小さくなることと関連しています。

根拠

冷たい水に繰り返し入る実験をまとめたメタ解析(17群・145人)で、入った直後の心拍の乱れが小さくなりました [1]。7日間の冷水浴で震えが36%、4週間の慣らしで21%弱まった研究もあります [2] [3]。根拠の確かさは低めです。参加者が数人から20人ほどの小さな試験が中心で、震えが変わらなかった研究もあるためです [4]。

この答えの範囲

健康な成人が、寒さや冷水に繰り返しさらされた実験の話です。

じゃあ、どうする?

研究で寒さへの反応が小さくなったのは、涼しい部屋や冷水に毎日数時間、10日から4週間ほど身を置いた実験です [5] [3]。自宅で試すなら、研究で確かめた方法ではありませんが、厚着を減らす、涼しめの部屋で過ごすなど、無理のない範囲からにしましょう。冷水に入る方法は心臓や血圧への負担があるので、持病のある人は医師に相談を。

この記事は、成分や方法について公開されている研究を整理したものです。特定の商品の効果を評価したものではなく、個別の診断・治療の助言でもありません。

根拠の確かさ

エビデンス強度研究の種類・数・結果のそろい方から、根拠の確かさを「高い・中程度・低い・限定的」の4段階で示します。低い
根拠の論文判定に使った論文の数です。まとめ論文 (多くの試験を集めたもの) も 1 本と数えます。25 本
研究間の一致研究どうしの結果が、同じ方向にそろっているかを示します。おおむね一致
判定の内訳を見る(スコア 64 / 100)
項目点配点何を見るか
研究デザイン2440いちばん信頼できる研究の種類
研究の量13.820研究件数と参加人数
一致度22.525結果の向きがそろっているか
新しさ1010最新の研究が何年以内か
精度05信頼区間が「差なし」をまたがないか

合計 70.3 点を、エビデンス強度 C の範囲(30〜64 点)に収めて、スコアは 64 点です。 判定に使った研究は、その他のヒトの研究 9 本・観察研究 2 本。

配点の決まりは 評価方法について に公開しています。計算はプログラムが行い、広告や商品のデータは使いません。

寒さに強くなるとは

「寒さに強い」は、震えにくい、寒さを苦に感じにくい、体温を保ちやすい、といった意味で使われます。研究で調べられてきた方法は、寒さに慣らす(寒冷順化)、運動で体力や筋肉をつける、食事の3つです。長く寒さにさらされると、熱を作る褐色脂肪が増え、震えずに熱を作る力が高まって寒さに強くなると説明されています [6]。

目次
  1. 01研究でわかったこと
  2. 02注意点
  3. 03まとめ
  4. 04よくある質問
  5. 05参照した論文

01研究でわかったこと

答えの中心は、イギリスのリーズ・トリニティ大学などの研究チームが2024年に発表したメタ解析です [1]。メタ解析とは、複数の研究の数値をまとめて計算する方法です。冷水に繰り返し入った17群・145人が集められました。

研究の種類冷水に繰り返し入る実験のメタ解析
対象冷水に繰り返し入った人(17群・145人)
比べたもの繰り返し入る前と後の、冷水に入った直後の反応
結果心拍の上がり方が毎分14拍少なくなった
メタ解析の結果冷水に繰り返し入ると、入った直後の心拍や呼吸の急な乱れ(コールドショック反応)が小さくなりました [1]。

慣れはおよそ4回の入水で起こり始めるとされています。

ここで測ったのは冷水に入った直後の反応で、寒い部屋での震えとは別です。震えや寒さの感じ方は、次の小さな試験で調べられています。

震えや寒さの感じ方は、どれくらい変わる?

  • 7日間で震えが36%減: 成人男性7人が14℃の冷水に1日1時間、7日間続けて入ると、寒さの中での震えが36%減りました。体が作る熱の量は変わらず、震え以外の方法で熱を作るようになったと考えられています [2]。
  • 4週間で21%減: 男性9人が10℃の水を流すスーツを1日2時間・週5日、4週間着ると、震えが21%減りました [3]。
  • 10日間で皮膚温が上昇: 男性10人が10℃の部屋で毎日2時間を10日続けると、寒さの中での皮膚の温度が0.6℃高くなり、ノルアドレナリン(ストレスホルモン)の上がり方が24%小さくなりました [7]。
  • 感じ方も変わる: 10日間の慣らしのあと、健康な男女は同じ寒さを前より暖かく感じ、震えも減ったと答えました [5]。14℃の水に20日間で17回つかった男性14人は、不快感と冷たさの感じ方が小さくなりました [8]。

ほかの研究では、結果が異なる場合も

同じ4週間の慣らしでも、震えに差がなかった試験があります [4]。ただしこれは弱い寒さ(18℃)で震えを測ったときで、同じ研究チームが4℃の強い寒さで測ると震えは21%減りました [3]。20℃の水に毎日1時間・5週間つかった試験でも、寒い空気の中での体温と熱の量は変わりませんでした [9]。20℃の水の試験は、水温や冷やし方、参加者の数が上の研究と違い、理由ははっきり分かっていません。皮膚だけを冷やす短い入水でも冷水ショックは小さくなりましたが、熱の作り方が変わるには体の芯まで冷えることが必要でした [10]。

差がなかった試験寒さに慣れていない成人男性6人(4週間)

10℃の水を流すスーツで1日2時間・週5日、4週間体を冷やしても、弱い寒さ(18℃)で測った震えの強さは前後で変わりませんでした [3]。

褐色脂肪は増える?

寒さに慣らすと、熱を作る褐色脂肪が増えて働きます。男性6人が4週間慣らすと、働いている褐色脂肪の量が45%増え(66mLから95mL)、寒いときの褐色脂肪の酸素を使う働きは2.2倍になりました [4]。10日間の慣らしでも、褐色脂肪の働きと震えずに作る熱の量がそろって増えています [5]。肥満の男性10人でも同じ方向でした [11]。

褐色脂肪の働きが低い健康な人が17℃で毎日2時間、6週間過ごした比較試験では、褐色脂肪の働きと寒いときに作る熱の量が増え、体脂肪が減りました [12]。ただし、小さな研究が中心です。夜の室温を変えた男性5人の研究では、褐色脂肪は増減したものの、寒いときに作る熱の量は変わりませんでした [13]。ふだんから寒さにさらされる北極圏の成人でも、褐色脂肪の働きが高い結果がそろっています(観察研究8件のレビュー) [14]。

運動や筋肉で寒さに強くなる?

研究が足りず、まだ分かりません。小さな試験で良い結果と変化のない結果が混ざっています。

  • 体力をつけた場合: 男性8人が8週間のインターバル走をしたあと、寒い空気の中の直腸温(体の芯の温度)は高くなりましたが、耳の体温・皮膚温・熱の量は変わりませんでした [15]。
  • 手の冷え: 男性18人が4週間自転車をこぐと、8℃の冷水に手を入れたときの指の温度が11.9℃から13.5℃に上がりました [16]。
  • 冷え性の女性: 16人が2週間ウォーキングなどを続けると、指先や足の冷たさの感じ方が減りました。運動しなかったグループは変わらず、くじ引きで分けたとは書かれていません [17]。
  • 筋肉量との関連: 110人(女性81人)を冷やして調べると、震えが始まるまでの時間は、女性では筋肉(除脂肪量)が多いほど長く、男性では関係がありませんでした [18]。
  • 筋トレ: 筋トレで筋肉を増やして寒さへの強さを測った研究は見つかっていません。冬に週2回・10週間の筋トレをした男性18人でも、褐色脂肪に似た組織の血管の量は筋トレをしないグループと差がありませんでした [19]。

筋トレと代謝は筋トレで代謝は上がる?で別に扱っています。

食事で変わる?

唐辛子の成分(カプサイシン類・カプシノイド)は、研究によって結果が分かれます。13件のメタ解析では、安静時の代謝が毎日平均33.99kcal増えました [20]。一方、料理に使う量の唐辛子を調べた24件のランダム化比較試験のまとめでは、エネルギー消費に有意な差がありませんでした [21]。9件のメタ解析では、BMIが25未満の人の研究で差が見られませんでした [22]。中高年69人が3か月とった試験で、冷えの訴えが和らいだのは80歳以上の人でした [23]。

生姜は研究が少なく、結果もそろっていません。体脂肪の多い女性66人が生姜エキスを毎日600mg、3か月とっても、安静時代謝に差はありませんでした [24]。100人が8週間とった試験で、年齢と性別で分けた分析で、体の温かさの感じ方が良くなったのは51歳以上の男性でした [25]。生姜と冷え性は冷え性に生姜は効く?で別に扱っています。

よく言われていることは本当?

  • 筋肉を増やすと、熱を作れて寒さに強くなる研究が足りません。 筋肉が多い女性で震えが遅く始まった研究はありますが、男性では関係がなく、筋トレの効果は測られていません [18]。
  • 冷水シャワーや薄着で少しずつ慣らすと、寒さに強くなる小さな試験では、寒さへの反応が小さくなることと関連しています。 シャワーそのものを調べた研究ではなく、冷水に入る、涼しい部屋で過ごす実験です [1]。
  • 寒さで褐色脂肪が増え、熱を作れるようになる本当です。 4週間の慣らしで働く褐色脂肪が増えた研究があります [4]。
  • 唐辛子を食べると体が温まる、代謝が上がる条件によります。 上の食事の節のとおり、結果が分かれ、寒さへの強さを直接調べた研究は見つかっていません。
  • 生姜を食べると体が温まる研究が足りません。 結果は小さな研究3件で、そろっていません [25]。
  • 温かい食事や飲み物で体を中から温める研究が足りません。 ふだんの暮らしで寒さへの強さが変わるかを調べた研究は見つかっていません。
  • 基礎代謝を上げると寒さに強くなる研究が足りません。 基礎代謝を上げる介入で寒さへの強さが変わるかを直接調べた研究は見つかっていません。
  • 睡眠不足・疲れ・ストレスがあると寒さに慣れにくい研究が足りません。 睡眠や疲れと寒さへの慣れの関係を調べたヒトの研究は見つかっていません。

02注意点

研究の多くは、健康な成人男性が実験室で、10℃から14℃の水や部屋に毎日1〜2時間、7日間から4週間さらされたものです。冷水に入った直後は、心拍や呼吸が急に乱れる冷水ショック反応が起こり、水の中では溺れる危険にもつながります [1]。14℃の水に20日間で17回つかった試験では、体の自然免疫の働きが下がったという結果もありました [8]。持病のある人、血圧や心臓が気になる人、高齢の人は、冷水に入る方法を始める前に医師に確認してください。

冷水に入る方法は、自己判断で強めない

実験は管理された環境で行われたもので、家庭の冷水浴は同じ安全性とは言えません。

03まとめ

寒さに繰り返し体を慣らすと、震えや寒さの感じ方が小さくなることと関連しています。
筋肉と食事は、寒さへの強さを上げるという確かな研究がまだありません。
試すなら、涼しい環境に短時間から身を置くところから始め、冷水は医師に相談してからにしましょう。

04よくある質問

Q寒さに慣れるまで、どれくらいかかりますか?

冷水に入る実験では、およそ4回の入水で慣れが起こり始めるとされています [[38211547]]。震えが減った研究は、7日間 [[30896355]] や4週間 [[28025824]] の慣らしでした。

Q冷水シャワーでも同じ効果がありますか?

シャワーを調べた研究は見つかっていません。研究は、冷水に入る、涼しい部屋で過ごすといった方法です。皮膚だけを冷やす短い入水では、熱の作り方は変わりませんでした [[24229801]]。

Q筋トレをすれば寒がりは変わりますか?

研究では確かめられていません。筋肉量と震えが始まるまでの時間の関連は女性だけで見られ [[36031206]]、筋トレそのものの効果を測った研究は見つかっていません。

Q唐辛子や生姜を食べれば、寒さに強くなりますか?

寒さへの強さを直接調べた研究は見つかっていません。唐辛子は代謝が増えた研究と差がなかった研究があり [[33063385]] [[42186269]]、生姜も結果がそろっていません [[36058007]]。

05参照した論文

判定に使った主な論文(27本)

[1]冷水に繰り返し入ると、入った直後の呼吸や心拍の乱れは慣れるのか(メタ解析)

発表年
2024年
研究機関
イギリス・リーズ・トリニティ大学
掲載誌
Journal of thermal biology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
145人
結果の向き
良い方向

17群・145人のメタ解析で、心拍の上がり方は毎分14拍少なくなった。

[2]7日間の寒さへの慣らしで、震えは減り、震えない熱づくりは増える

発表年
2019年
研究機関
カナダ・オタワ大学
掲載誌
Journal of applied physiology (Bethesda, Md. : 1985)
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
7人
結果の向き
良い方向

成人男性7人が14℃の冷水に1日1時間、7日間入ると、震えの強さが36%減った。

[3]4週間の寒さへの慣らしで、熱づくりが筋肉から褐色脂肪へ移る

発表年
2017年
研究機関
カナダ・シャーブルック大学
掲載誌
The Journal of physiology
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
9人
結果の向き
良い方向

成人男性9人が4週間、寒さに慣らすと、震えの強さが21%減った。

[4]寒さに慣らした人で、褐色脂肪の酸素を使う働きが高まる

発表年
2014年
研究機関
カナダ・オタワ大学
掲載誌
The Journal of clinical endocrinology and metabolism
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
6人
結果の向き
差なし

男性6人の4週間の慣らしで、働く褐色脂肪の量が45%増えた。震えの強さは変わらなかった。

[5]寒さへの慣らしで人の褐色脂肪が働き、震えない熱づくりが増える

発表年
2013年
研究機関
オランダ・マーストリヒト大学医療センター
掲載誌
The Journal of clinical investigation
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

10日間の慣らしで、褐色脂肪の働きと震えずに作る熱の量がそろって増えた。

[6]人の褐色脂肪の熱づくりと寒さへの適応(総説)

発表年
2025年
研究機関
日本・東北大学
掲載誌
Journal of physiological anthropology
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

長く寒さにさらされると褐色脂肪が増え、震えずに熱を作る力が高まると説明されている。

[7]寒さへの慣らしの前後で、全身を冷やしたときの自律神経の働きを比べた研究

発表年
2008年
研究機関
フィンランド・オウル大学
掲載誌
Aviation, space, and environmental medicine
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
10人
結果の向き
良い方向

男性10人が10℃の部屋で毎日2時間、10日過ごすと、皮膚の温度が0.6℃高くなった。

[8]20日間の厳しい寒さへの慣らしで、体と心の反応はどう変わるか

発表年
2014年
研究機関
リトアニア・リトアニアスポーツ大学
掲載誌
PloS one
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
14人
結果の向き
良い方向

男性14人が14℃の水に20日間で17回つかると、不快感と冷たさの感じ方が小さくなった。

[9]20℃の水に繰り返しつかる慣らしで、体の芯の温度は刺激になるか

発表年
2000年
研究機関
アメリカ・陸軍環境医学研究所
掲載誌
Journal of applied physiology (Bethesda, Md. : 1985)
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
差なし

20℃の水に毎日1時間・5週間つかっても、体温と体が作る熱の量は変わらなかった。

[10]冷水に入ったときの熱づくりと呼吸の反応の慣れ

発表年
2013年
研究機関
イギリス・ポーツマス大学
掲載誌
Journal of thermal biology
研究の種類
症例対照研究ある病気の人とそうでない人で、過去の生活習慣などを比べる研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

皮膚だけを冷やしても冷水ショックは小さくなるが、熱の作り方が変わるには体の芯まで冷えることが必要だった。

[11]短期間の寒さへの慣らしが、肥満の人の褐色脂肪を働かせる

発表年
2016年
研究機関
オランダ・マーストリヒト大学医療センター
掲載誌
Diabetes
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
10人
結果の向き
良い方向

肥満の男性10人で、10日間の慣らしのあと、寒いときに褐色脂肪がブドウ糖を取り込む量が増えた。

[12]褐色脂肪を働かせると、体脂肪が減る

発表年
2013年
研究機関
日本・北海道大学
掲載誌
The Journal of clinical investigation
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
良い方向

17℃で毎日2時間を6週間過ごすと、褐色脂肪の働きと寒いときに作る熱の量が増え、体脂肪が減った。

[13]室温に慣らした褐色脂肪が、インスリンの効き方を変える

発表年
2014年
研究機関
アメリカ・国立糖尿病・消化器・腎疾患研究所
掲載誌
Diabetes
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
5人
結果の向き
結果が割れている

夜の室温を1か月ずつ変えると、19℃の月に褐色脂肪が増えた。寒いときに作る熱の量は変わらなかった。

[14]ふだんから寒さにさらされる北極圏の成人の褐色脂肪の働き(系統的レビュー)

発表年
2025年
研究機関
デンマーク・オールボー大学
掲載誌
International journal of circumpolar health
研究の種類
システマティックレビュー関連する研究を決まった方法で集め、結果を整理した研究。
対象
研究8件を統合
結果の向き
良い方向

観察研究8件のまとめで、北極圏の成人は褐色脂肪の働きが高い結果がそろっていた。

[15]運動トレーニングによる、寒さの中の体温調節の変化

発表年
1998年
研究機関
フランス・軍衛生部研究センター
掲載誌
European journal of applied physiology and occupational physiology
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
8人
結果の向き
結果が割れている

男性8人が8週間のインターバル走をすると、寒い空気の中の直腸温は高くなったが、皮膚温や熱の量は変わらなかった。

[16]運動トレーニングによる、指の冷えへの血流反応の改善

発表年
2010年
研究機関
スロベニア・ヨジェフ・ステファン研究所
掲載誌
European journal of applied physiology
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
18人
結果の向き
良い方向

男性18人が4週間自転車をこぐと、指の平均温度が11.9℃から13.5℃に上がった。

[17]2週間の運動が冷え性の女性の冷えと睡眠を改善する

発表年
2023年
研究機関
日本・山口県立大学
掲載誌
Journal of physiological anthropology
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
16人
結果の向き
良い方向

冷え性の女性16人が2週間運動すると、指先・足・つま先の冷たさの感じ方が減った。

[18]若い成人の、震えが始まるまでの時間と体の組成・褐色脂肪の関連

発表年
2022年
研究機関
オランダ・ライデン大学医療センター
掲載誌
Journal of thermal biology
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
110人
結果の向き
結果が割れている

110人の研究で、震えが始まるまでの時間は女性では筋肉が多いほど長く、男性では関係がなかった。

[19]冬の10週間の筋トレが、褐色脂肪に似た組織の血管の量に与える影響

発表年
2022年
研究機関
日本・東京医科大学
掲載誌
International journal of environmental research and public health
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
差なし

男性18人が週2回・10週間の筋トレをしても、褐色脂肪に似た組織の血管の量に差はなかった。

[20]唐辛子の成分が健康な成人の熱づくりに与える影響(メタ解析)

発表年
2021年
研究機関
イラン・イラン医科大学
掲載誌
Phytotherapy research : PTR
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究13件を統合
結果の向き
良い方向

13件のメタ解析で、安静時代謝が毎日平均33.99kcal増えた。

[21]料理に使う量の唐辛子と、エネルギー不足時の適応的な熱づくり

発表年
2026年
研究機関
アメリカ・ボーリンググリーン州立大学
掲載誌
Nutrition reviews
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究24件を統合
結果の向き
差なし

24件のランダム化比較試験のまとめで、エネルギー消費の増え方に有意な差はなかった。

[22]カプサイシンとカプシエイトは肥満対策になるか(人の研究のメタ解析)

発表年
2018年
研究機関
ハンガリー・ペーチ大学
掲載誌
Critical reviews in food science and nutrition
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究9件を統合
結果の向き
良い方向

9件のメタ解析で、エネルギー消費が58.56kcal増えたが、BMIが25未満の人の研究では差がなかった。

[23]カプシノイドが中高年の活動量・体組成・冷えに与える影響

発表年
2020年
研究機関
日本・京都先端科学大学
掲載誌
Nutrients
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
69人
結果の向き
結果が割れている

中高年69人が3か月とると、冷えの訴えは80歳以上の人でだけ和らいだ。

[24]体脂肪の多い女性での、生姜エキスと安静時の消費エネルギー

発表年
2022年
研究機関
カナダ・アルバータ大学
掲載誌
Nutrition (Burbank, Los Angeles County, Calif.)
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
66人
結果の向き
差なし

女性66人が生姜エキスを毎日600mg、3か月とっても、安静時代謝に差はなかった。

[25]目の疲れと肩こりのある健康な成人での、生姜エキスの温かさの感じ方と血流への効果

発表年
2024年
研究機関
日本・広島大学病院
掲載誌
Nutrients
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
100人
結果の向き
結果が割れている

100人が8週間とると、体の温かさの感じ方が良くなったのは51歳以上の男性だけだった。

全身冷却療法と寒中水泳を繰り返した女性の、冷たさの感じ方と快適さ

発表年
2004年
研究機関
フィンランド・オルトン整形外科病院
掲載誌
Physiology & behavior
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
20人
結果の向き
良い方向

健康な女性20人で、冷たさの感じ方と不快さは最初の数回のうちに慣れて小さくなった。

冷水への慣らしのあとの、高地での運動能力と高山病

発表年
2026年
研究機関
アメリカ・陸軍環境医学研究所
掲載誌
American journal of physiology. Regulatory, integrative and comparative physiology
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

12℃の水に10分つかるのを6回繰り返すと、冷水に入ったときの最大の呼吸量が約20%減った。

ほかに参考にした論文(19本)

判定「良い関連がある」は、公開している評価方法に沿ってプログラムが算出しています。