いびきに効く方法は?

いびきに効く方法は?
読了目安 7〜9分最終更新日 2026.11.06
答え効く方法と効かない方法がある

下あごを前に出すマウスピースは、いびきに効きます。

根拠

  • 効く: マウスピース。8件の試験(439人)の多くで、偽の装置よりいびきが減りました [1] [2]。差がはっきりしなかった試験もあります [3]。根拠の確かさは低めです。数十人の試験が中心のためです。
  • 効く: 横向き寝。仰向けで悪化するタイプの120人で改善、症状のない男性20人では変わらず [4] [5]。根拠の確かさは低めです。結果が割れているためです。
  • 条件による: 枕と口テープ。枕は種類で結果が違い、口テープは10件中、改善は2件でした [6] [7]。
  • 研究が足りない: 舌やのどの筋トレ [8]。
  • 効果は確認されていない: 鼻に貼るテープ。17件・496人で差なし [9]。

この答えの範囲

いびきだけの人から、睡眠時無呼吸のある人までを含む研究です。いびきの回数・大きさの話で、無呼吸そのものの治療の話ではありません。

じゃあ、どうする?

確かめられているのは、マウスピースです。歯科や睡眠外来で、自分の歯に合わせて作るタイプを相談してみてください。お湯で形を合わせるタイプより、オーダーメイドのほうがいびきを大きく減らしました [10]。横向き寝、舌やのどの筋トレ、体重管理、寝る前のお酒を控えることは、費用をかけずに試せますが、根拠は弱めです。枕と口テープは結果が割れていて、口テープは鼻づまりがあると窒息の危険も指摘されています。鼻に貼るテープは後回しで構いません。昼間の強い眠気や息の止まりがあるときは、睡眠時無呼吸の検査を医療機関で受けましょう。

この記事は、成分や方法について公開されている研究を整理したものです。特定の商品の効果を評価したものではなく、個別の診断・治療の助言でもありません。

根拠の確かさ

エビデンス強度研究の種類・数・結果のそろい方から、根拠の確かさを「高い・中程度・低い・限定的」の4段階で示します。低い
根拠の論文判定に使った論文の数です。まとめ論文 (多くの試験を集めたもの) も 1 本と数えます。19 本
研究間の一致研究どうしの結果が、同じ方向にそろっているかを示します。一部で結果が異なる
判定の内訳を見る(スコア 64 / 100)
項目点配点何を見るか
研究デザイン3640いちばん信頼できる研究の種類
研究の量1320研究件数と参加人数
一致度16.125結果の向きがそろっているか
新しさ610最新の研究が何年以内か
精度05信頼区間が「差なし」をまたがないか

合計 71.1 点を、エビデンス強度 C の範囲(30〜64 点)に収めて、スコアは 64 点です。 判定に使った研究は、ランダム化比較試験 8 本。 この上限により、強度を B から C に下げました。

配点の決まりは 評価方法について に公開しています。計算はプログラムが行い、広告や商品のデータは使いません。

いびきとは

いびきは、眠っているときに空気の通り道が狭くなり、のどの粘膜が震えて出る音です。肥満、お酒、鼻づまり、あおむけ寝などで起こりやすいとされます。対策には、マウスピース、横向き寝、枕、鼻に貼るテープ、口テープ、舌の筋トレ、体重管理などがあります。注意点は、いびきの陰に睡眠時無呼吸が隠れていることがあり、昼間の強い眠気があるときは検査が必要なことです。

目次
  1. 01研究でわかったこと
  2. 02注意点
  3. 03まとめ
  4. 04よくある質問
  5. 05参照した論文

01研究でわかったこと

方法ごとに、よく言われていること、研究で分かったこと、根拠の確かさを同じ順で並べます。根拠の確かさは「効きます」「効果が確認されていません」「結果が割れています」「研究が足りません」で示します。体重とお酒は、減らした・控えた効果を直接比べた研究ではないので「関連」と書きます。

下あごを前に出すマウスピース

どう言われているか 眠るときに下あごを前に出した位置に保つ装置です。歯科で作るオーダーメイドと、お湯で形を合わせるタイプがあります。

研究で分かったこと 答えの中心は、スウェーデンのウメオ大学などの研究チームが2015年に発表したランダム化比較試験です [1]。ランダム化比較試験とは、くじ引きのように参加者を分けて結果を比べる方法です。

研究の種類マウスピースを調べたランダム化比較試験
対象日中に眠気があり、いびきまたは軽〜中等度の睡眠時無呼吸のある大人(96人)
比べたものオーダーメイドの調整式マウスピース / 偽の装置
結果マウスピースを着けた人は、偽の装置の人よりいびきが少なかった
試験の結果マウスピースを着けた人は、偽の装置の人よりいびきが少なくなりました [1]。

重い睡眠時無呼吸の150人の試験でも、いびきの症状が改善しています [2]。

マウスピースの試験は8件(439人)あり、多くでいびきが減りました。米国睡眠医学会などの診療ガイドラインも、無呼吸のないいびきの治療を希望する大人に、何もしないよりマウスピースを勧めています [11]。オーダーメイドは、お湯で形を合わせるタイプよりいびきを大きく減らしました [10]。くわしくはマウスピースはいびきに効く?でも解説しています。

差がはっきりしなかった試験睡眠時無呼吸の大人 21人 [3]

マウスピースのほうが低い傾向でしたが、偽の装置との差は統計的にはっきりしませんでした。

無呼吸のないいびきや軽い無呼吸の人の2010年の試験では、対照の装置も同じようにいびきを減らし、両者に差はありませんでした [12]。

根拠の確かさ 効きます。ただし根拠の確かさは低めです。参加者が数十人の試験が中心で、偽の装置との差がはっきりしなかった試験もあるためです。

横向き寝

どう言われているか あおむけで寝るとのどが狭くなりやすいため、横向きで寝るといびきが減るとされます。振動で寝返りを促す首かけ式の器具もあります。

研究で分かったこと 仰向けで悪化するタイプの睡眠時無呼吸の120人が、首かけ式の器具を3か月使うと、ベッドパートナーが「いびきが良くなった」と報告しました [4]。一方、症状のない男性のいびき20人の試験では、いちばんよい寝る向きで寝ても、いびきの回数は変わりませんでした [5]。

根拠の確かさ 効きます。ただし根拠の確かさは低めです。回数が変わらなかった試験もあり、研究の数が少ないためです。

鼻に貼るテープ

どう言われているか 鼻の穴を広げて息の通りを良くするとされる、市販のテープや拡張器です。

研究で分かったこと 17件・496人のまとめ分析で、使った人と使わなかった人のいびきの指標に、はっきりした差はありませんでした [9]。いびきのある40人の試験でも、音の測定でも本人・パートナーの評価でも、いびきは減りませんでした [13]。慢性鼻炎の12人では偽物のテープより回数が少なかった試験がありますが、小さな試験です [14]。

根拠の確かさ 効果が確認されていません。根拠の確かさは低めです。いびきだけの人と睡眠時無呼吸の人を一緒にまとめた分析で、小さな試験が多いためです。

枕

どう言われているか 頭の向きや位置を変える枕で、いびきが減るとされます。

研究で分かったこと 頭の向きを横に変える枕で、無呼吸のないいびきの22人は、いびきの回数が減り、同室の人の評価でも減りました [6]。頭の位置を整える枕は、40人の試験で使わない場合と差がありませんでした [13]。

根拠の確かさ 結果が割れています。比べる相手のある試験が2件だけで、枕の種類も違うためです。

口テープ

どう言われているか 寝るときに口をテープで閉じて、鼻で息をする方法です。

研究で分かったこと 研究10件(213人)のレビューで、睡眠中の呼吸が改善したのは2件だけで、ほかの研究では差がありませんでした。鼻づまりがあると窒息の危険もあると指摘されています [7]。

根拠の確かさ 研究ごとに結果が割れています。研究が少なく、多くは鼻づまりのある人を除いているためです。

舌やのどの筋トレ

どう言われているか 舌・口・のどの筋肉を鍛えて、いびきを減らす方法です。

研究で分かったこと 睡眠時無呼吸のある大人のコクラン・レビュー(2件・67人)では、いびきの回数はわずかに減りましたが、確実性は非常に低い結果です [8]。いびきのある92人が舌と口の筋トレを6週間続けた試験では、指の運動の人よりいびきのスコアが2.3点低く、回数などの測定値には差がありませんでした [15]。無呼吸のないいびきの人がのどの筋トレを4週間続けた試験では、健康教育だけの人よりいびきの回数・大きさ・量がはっきり減りました [16]。

根拠の確かさ 研究が足りません。減ったという報告はありますが、まとめた研究の確実性が非常に低いためです。

減量

どう言われているか 体重が増えるとのどが狭くなりやすいため、やせるといびきが減るとされます。

研究で分かったこと 太り気味のいびきの人や軽い睡眠時無呼吸の人のうち、食事の指導を受けた36人は、いびきの自己評価スコアが良くなっていました。比較グループの36人では変わりませんでした [17]。体重の変化は、要旨に書かれていません。

根拠の確かさ 良い関連があります。ただし根拠の確かさは低めです。研究が1件だけで、体重が実際に減ったかも分からないためです。

寝る前のお酒

どう言われているか お酒を飲むといびきが悪化するとされ、寝る前は控えるよう勧められます。

研究で分かったこと 13件・279人のまとめ分析で、お酒を飲んだ夜は飲まない夜より、睡眠中に呼吸が止まる・浅くなる回数が1時間あたり平均3.98回多く、いびきも悪化すると結論づけています [18]。控えるといびきが減るかを直接調べた研究ではありません。

根拠の確かさ 悪い関連があります。ただし根拠の確かさは低めです。飲んだ夜と飲まない夜を比べた研究で、控えた効果を調べたものではないためです。

よく言われていることは本当?

  • 横向きで寝るといびきが減る効きます。 根拠の確かさは低めです [4]。
  • 枕を替える・高さを合わせるといびきが減る結果が割れています [6] [13]。
  • 部屋を加湿するといびきが減る研究が見つかっていません。 見つかった加湿の研究は、鼻に加温加湿をする装置のもので、部屋の加湿器の話ではありません。
  • 口テープで口を閉じて鼻呼吸にするといびきが減る結果が割れています。 鼻づまりがあると窒息の危険も指摘されています [7]。
  • 舌やのどの筋トレでいびきが減る研究が足りません。 まとめた研究の確実性は非常に低い結果です [8]。
  • やせるといびきが減る良い関連があります。 根拠の確かさは低めです [17]。
  • 寝る前のお酒を控えるといびきが減る飲んだ夜は悪化する関連があります。 この研究は、控えた効果を調べたものではありません [18]。
  • 鼻に貼るテープでいびきが減る効果が確認されていません [9]。

02注意点

マウスピースの試験で使われたのは、歯科で作るオーダーメイドの装置です。よくある副作用として、唾液が増えることやあごの関節の痛みが報告されています [3] [19]。いびきの陰に睡眠時無呼吸が隠れていることもあります。持病がある人や、昼間の眠気が強い人は、医師や歯科医師に相談してください。

いびきと一緒に眠気や息の止まりがあるとき

自己流の対策の前に、睡眠外来や耳鼻咽喉科で検査を受けてください。

03まとめ

いびきに効くと確かめられた方法は、下あごを前に出すマウスピースです。
横向き寝と減量は根拠の確かさが低めで、舌やのどの筋トレは研究が足りず、枕と口テープは結果が割れています。
まずは歯科や睡眠外来でマウスピースを相談し、ほかの方法は無理のない範囲で試しましょう。

04よくある質問

Qのどや口に吹くスプレーは効きますか?

いびきのある40人の自宅での試験で、スプレーは使わない場合と比べていびきを減らしませんでした [[15195048]]。

Q鼻の対策や横向き寝を組み合わせても減りますか?

無呼吸のないいびきの人の試験で、鼻腔拡張テープ・鼻洗浄・口テープ・横向き寝を組み合わせた方法でもいびきは減りました。ただ、同室の人が良くなったと評価した割合は、マウスピースで91%、組み合わせで58%でした [[38780959]]。

Q子どもにも使えますか?

子どもでは18人の小さな試験が1件あるだけです [[29357293]]。大人の結果は当てはまらないので、小児科や耳鼻咽喉科に相談してください。

05参照した論文

判定に使った主な論文(23本)

[1]日中の眠気を伴ういびき・軽〜中等度の無呼吸へのマウスピースの試験

発表年
2015年
研究機関
スウェーデン・ウメオ大学
掲載誌
JAMA internal medicine
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
96人
結果の向き
良い方向

96人をマウスピースと偽の装置に分けて比べ、マウスピースの人のほうがいびきが少なかった。

[2]重い睡眠時無呼吸へのマウスピースと血管の働きを調べた試験

発表年
2017年
研究機関
フランス・ブルターニュ・ロワール大学
掲載誌
American journal of respiratory and critical care medicine
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
150人
結果の向き
良い方向

重い睡眠時無呼吸の150人で、マウスピースは偽の装置よりいびきの症状を改善した。

[3]睡眠時無呼吸へのマウスピースを調べたランダム化比較試験

発表年
2002年
研究機関
イギリス・クイーンズ大学ベルファスト
掲載誌
European journal of orthodontics
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
20人
結果の向き
差なし

20人の試験で、いびきはマウスピースのほうが低かったが、偽の装置との差ははっきりしなかった。

[4]仰向けで悪化する睡眠時無呼吸への振動式体位療法の試験

発表年
2026年
研究機関
イギリス・ロイヤル・ブロンプトン病院
掲載誌
Thorax
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
120人
結果の向き
良い方向

120人で、首に付ける器具を使うと、ベッドパートナーがいびきが良くなったと報告した。

[5]症状のないいびきへの鼻スプレーと体位療法の試験

発表年
1994年
研究機関
アメリカ・フロリダ大学
掲載誌
Sleep
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
20人
結果の向き
差なし

20人の試験で、いちばんよい寝る向きで寝ても、いびきの回数は変わらなかった。

[6]いびきへの頭の向きを変える枕の交差試験

発表年
2017年
研究機関
ドイツ・マンハイム大学病院
掲載誌
Sleep & breathing = Schlaf & Atmung
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
22人
結果の向き
良い方向

無呼吸のないいびきの22人で、頭の向きを横に変える枕を作動させるといびきの回数が減りました。

[7]口テープの効果を調べた系統的レビュー

発表年
2025年
研究機関
カナダ・ロンドン・ヘルス・サイエンシズ・センター
掲載誌
PloS one
研究の種類
システマティックレビュー関連する研究を決まった方法で集め、結果を整理した研究。
対象
213人
結果の向き
結果が割れている

口テープの研究10件(213人)を見直し、睡眠時無呼吸の指標が改善したのは2件だけでした。

[8]睡眠時無呼吸への舌・のどの筋トレのコクラン・レビュー

発表年
2020年
研究機関
スペイン・バスク大学
掲載誌
The Cochrane database of systematic reviews
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
67人
結果の向き
良い方向

睡眠時無呼吸のある大人67人(2件の試験)で、偽のトレーニングと比べていびきの回数がわずかに減りましたが、確実性は非常に低い結果です。

[9]睡眠中の呼吸障害に対する鼻腔拡張器の効果

発表年
2026年
研究機関
サウジアラビア・キング・サウード・ビン・アブドゥルアジーズ保健科学大学
掲載誌
Cureus
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
496人
結果の向き
差なし

17件・496人のまとめ分析で、鼻腔拡張器を使った人と使わなかった人のいびきの指標に差はなかった。

[10]オーダーメイドと熱可塑性のマウスピースの比較

発表年
2008年
研究機関
ベルギー・アントワープ大学病院
掲載誌
American journal of respiratory and critical care medicine
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
35人
結果の向き
良い方向

35人の試験で、オーダーメイドのほうがいびきを大きく減らした。

[11]無呼吸といびきへのマウスピース治療の診療ガイドライン2015年版

発表年
2015年
研究機関
アメリカ・メイヨー・クリニック
掲載誌
Journal of clinical sleep medicine : JCSM : official publication of the American Academy of Sleep Medicine
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

無呼吸のないいびきの治療を希望する大人に、何もしないよりマウスピースを勧めている。

[12]いびき用マウスピースの交差試験

発表年
2010年
研究機関
イギリス・ニューカッスル大学
掲載誌
Clinical otolaryngology : official journal of ENT-UK ; official journal of Netherlands Society for Oto-Rhino-Laryngology & Cervico-Facial Surgery
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
38人
結果の向き
差なし

マウスピースも対照の装置もいびきの症状を減らし、両者に差はなかった。

[13]市販のいびき対策グッズは効くのか

発表年
2004年
研究機関
アメリカ・ウィルフォード・ホール米空軍医療センター
掲載誌
Otolaryngology--head and neck surgery : official journal of American Academy of Otolaryngology-Head and Neck Surgery
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
40人
結果の向き
差なし

40人の試験で、鼻に貼るテープなどの市販グッズにいびきを減らす効果は見られなかった。

[14]慢性鼻炎の人のいびきへの外側からの鼻拡張の試験

発表年
2000年
研究機関
ベルギー・ゲント大学病院
掲載誌
The European respiratory journal
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
12人
結果の向き
良い方向

慢性鼻炎の12人で、鼻に貼るテープは偽物のテープよりいびきの回数が少なかった。

[15]いびきへの舌と口の筋トレの試験

発表年
2025年
研究機関
ドイツ・ヴュルツブルク大学病院
掲載誌
Acta oto-laryngologica
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
92人
結果の向き
良い方向

いびきのある92人で、舌と口の筋トレを6週間続けた人は、指の運動をした人よりいびきのスコアが2.3点低くなりました。

[16]無呼吸のないいびきへの、のどの筋トレをオンラインで行った試験

発表年
2024年
研究機関
中国・吉林大学
掲載誌
Journal of oral rehabilitation
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
66人
結果の向き
良い方向

いびきだけの人で、のどの筋トレを4週間続けた人は、健康教育だけの人よりいびきの回数・大きさ・量が減った。

[17]生活習慣の見直しが、いびきと軽い睡眠時無呼吸に与える影響

発表年
2021年
研究機関
インド・インド大学院医学教育研究所
掲載誌
The Journal of laryngology and otology
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

食事の指導を受けた群は、いびきの自己評価スコアが良くなった。受けなかった群は変わらなかった。

[18]お酒が睡眠中の呼吸に与える影響のメタ解析

発表年
2020年
研究機関
アメリカ・統一軍保健科学大学
掲載誌
Otolaryngology--head and neck surgery : official journal of American Academy of Otolaryngology-Head and Neck Surgery
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
279人
結果の向き
悪い方向

13件・279人のまとめで、お酒を飲んだ夜は飲まない夜より、呼吸が止まる・浅くなる回数が1時間あたり平均3.98回多くなりました。

[19]いびきへの下あご前方固定装置の系統的レビュー

発表年
2021年
研究機関
ベルギー・ゲント大学病院
掲載誌
Sleep medicine reviews
研究の種類
システマティックレビュー関連する研究を決まった方法で集め、結果を整理した研究。
対象
研究18件を統合
結果の向き
良い方向

無呼吸のないいびきに限った研究は少ないが、手に入る根拠はマウスピースの使用を支持している。

軽〜中等度の睡眠時無呼吸へのマウスピースの交差試験

発表年
2015年
研究機関
スペイン・ビオアラバ研究所
掲載誌
Medicina oral, patologia oral y cirugia bucal
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
38人
結果の向き
結果が割れている

本人の評価ではいびきが良くなったが、機械で測ったいびきでは偽の装置との差がはっきりしなかった。

重いいびきへのマウスピースを調べたランダム化比較試験

発表年
2001年
研究機関
イギリス・クイーンズ大学ベルファスト
掲載誌
European journal of orthodontics
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
25人
結果の向き
良い方向

同室の人の報告で、マウスピースは偽の装置よりいびきの頻度と大きさを減らした。

いびきを抑えるマウスピースの夜間測定

発表年
1998年
研究機関
イギリス・チャーチル病院
掲載誌
The European respiratory journal
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
15人
結果の向き
良い方向

使い続けている15人で、着けた夜は1時間あたりのいびきが中央値193回から20回に減った。

いびきと睡眠時無呼吸に使う下あご前方固定装置の検査

発表年
1995年
研究機関
オーストラリア・サー・チャールズ・ガードナー病院
掲載誌
American journal of respiratory and critical care medicine
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
57人
結果の向き
良い方向

57人で、マウスピースを着けるといびきの回数と大きないびきの割合が減った。

ほかに参考にした論文(19本)

判定「効く」は、公開している評価方法に沿ってプログラムが算出しています。