緊張しやすいのはなぜ?緊張を和らげる方法

緊張しやすいのはなぜ?緊張を和らげる方法
読了目安 6〜8分最終更新日 2026.11.06
答え効く方法と効かない方法がある

人前で話す練習を重ねると、緊張は小さくなります。呼吸法や「ワクワクしている」と言い換える方法も効きます。

根拠

  • 効く: 人前で話す練習 [1]、ゆっくりした呼吸 [2]、「ワクワクしている」と言い換える方法 [3]、マインドフルネス [4]。筋弛緩法と音楽は、患者を対象にした研究で効いています [5] [6]
  • 効く: β遮断薬 [7]。根拠の確かさは低めです。試験が古く、参加者が数十人以下のためです
  • 効かない: 不安の書き出し [8]。根拠の確かさは低めです。結果が割れているためです
  • 条件による: パワーポーズ。ふつうの姿勢との差はほとんどなく、差が出たのは縮こまった姿勢と比べたときです [9]
  • 不安が強くなる関連: カフェイン [10]。根拠の確かさは低めです。参加者が少なく、結果の幅が広いためです

この答えの範囲

人前の発表・試験・演奏・試合など、本番の緊張の話です。筋弛緩法と音楽の主な研究は患者が対象です。

じゃあ、どうする?

  • 一週間前: 本番に近い場面で話す練習を重ねる [1]
  • 前日: 緊張を「体が準備している合図」と読み替える短い読み書きをする [11]
  • 直前: ゆっくり呼吸して、不安を落ち着かせる [12]
    β遮断薬は医師の処方が必要です。自己判断では使わないでください。

この記事は、成分や方法について公開されている研究を整理したものです。特定の商品の効果を評価したものではなく、個別の診断・治療の助言でもありません。

根拠の確かさ

エビデンス強度研究の種類・数・結果のそろい方から、根拠の確かさを「高い・中程度・低い・限定的」の4段階で示します。高い
根拠の論文判定に使った論文の数です。まとめ論文 (多くの試験を集めたもの) も 1 本と数えます。28 本
研究間の一致研究どうしの結果が、同じ方向にそろっているかを示します。おおむね一致
判定の内訳を見る(スコア 98 / 100)
項目点配点何を見るか
研究デザイン4040いちばん信頼できる研究の種類
研究の量18.420研究件数と参加人数
一致度2525結果の向きがそろっているか
新しさ1010最新の研究が何年以内か
精度55信頼区間が「差なし」をまたがないか

合計 98.4 点を、エビデンス強度 A の範囲(75〜100 点)に収めて、スコアは 98 点です。 判定に使った研究は、RCT のメタ解析 1 本・観察研究 2 本。

配点の決まりは 評価方法について に公開しています。計算はプログラムが行い、広告や商品のデータは使いません。

緊張とは

緊張は、人前での発表や試験、演奏、試合など、評価される場面で起きる心と体の高ぶりです。心臓がドキドキする、手や声が震える、汗が出る、頭が真っ白になるといった反応が出て、体を活動に備えさせる交感神経の働きによるとされています。注意点は、緊張が長く続いて生活に支障が出るときは、社交不安症などの不安症のことがあるので、医師に相談することです。

目次
  1. 01研究でわかったこと
  2. 02注意点
  3. 03まとめ
  4. 04よくある質問
  5. 05参照した論文

01研究でわかったこと

なぜ緊張するのか

人に評価される場面は、体のストレス反応の強さと関連しています。アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校などの研究チームが2004年に発表したメタ解析(複数の研究をまとめて分析する方法)では、実験室の研究208件で、他人に評価される課題や自分ではどうにもできない課題で、ストレスホルモンのコルチゾールが上がりました [13]。根拠の確かさは低めです。実験室の研究が中心のためです。

緊張が強いほど本番の成績が低い関連もあります。試験の不安が強い学生ほど成績が低く、関係は小〜中くらいでした [14]。ただし関連で、原因とは言えません。

「声や手の震え、ドキドキは交感神経の働き」という説明そのものを調べた研究は、見つかっていません。関連として、交感神経の働きを抑えるβ遮断薬で、手術中の手の震えや、演奏の緊張による心拍と血圧の上昇が抑えられた試験があります [15] [16]。

練習と慣れ(曝露): 効く

答えの中心は、ノルウェーのベルゲン大学などの研究チームが2019年に発表したメタ解析です [1]。効果量は、差の大きさを表す数値です。

研究の種類人前で話す恐怖への心理的な訓練のメタ解析
対象人前で話すのが怖い人(30件・1,355人)
比べたもの訓練を受けた群と、受けなかった群
結果人前で話す恐怖が中くらい減った(効果量0.74)
メタ解析の結果実際に人前で話す練習で、不安は大きく減りました(-1.41)[17]。

VRの聴衆の前での練習も、同じくらい減りました(-1.39)[17]。

ゆっくりした呼吸: 効く

イギリスのサセックス大学などの研究チームによる呼吸法(意識して呼吸を整える練習)のメタ解析(12件・785人)で、ストレスが小〜中くらい減りました(効果量-0.35)[2]。本番直前の深呼吸は、小学5年生の算数のテストで不安を減らし、成績も上げました [12]。射撃の課題では、成績は変わりませんでした [18]。「長く吐く」呼吸が特別に良いわけではなく、吐く息を長くしても、同じ長さの呼吸と差はありませんでした [19]。

「ワクワクしている」と言い換える: 効く

緊張を「役に立つ高ぶり」と捉え直す方法は、スイスのベルン大学などの研究チームのメタ解析で、本番の成績が小さく上がりました(効果量0.23。人前で行う課題では0.34)[3]。大学生308人の試験でも点数が上がり、コルチゾールが減りました [11]。「落ち着こう」とした人より、「ワクワクしている」と言い換えた人の成績が良かった実験もあります [20]。ただし、ダーツ投げでは成績に差が出ませんでした [21]。

マインドフルネス: 効く

トルコのベイコズ大学などの研究チームのメタ解析(18件・1,275人)で、試験の不安が中〜大きく減りました(効果量-0.716)[4]。演奏の本番 [22] や試合 [23] の不安も減りました。

漸進的筋弛緩法と音楽: 効く

体の部位ごとに力を入れて抜く方法は、不安を大きく減らしました(31件・2,277人、効果量-1.11)[5]。手術を受ける人が聴く音楽も、不安を大きく減らしました(効果量-1.48)[6]。どちらも主な対象は患者で、健康な人の本番の緊張に同じだけ効くかは、確かめられていません。人前で評価される課題の前に音楽を聴いた健康な女性60人の実験では、心拍や本人の不安に差はありませんでした [24]。

不安を書き出す: 関連はない

試験の直前に不安を書き出す方法は、アメリカのコロンビア大学ティーチャーズ・カレッジなどの研究チームのメタ解析(21件・1,457人)で、不安をほとんど減らしませんでした [8]。2011年の有名な実験では点数が上がりましたが [25]、メタ解析では、点数への効果も極端な一件を除くとはっきりしませんでした [8]。根拠の確かさは低めです。有名な実験とまとめた分析で結果が割れているためです。

パワーポーズ: 条件による

デンマークのオーフス大学などの研究チームの73件のメタ解析では、気分や行動について、広がる姿勢とふつうの姿勢の差はほとんどありませんでした(効果量0.06)[9]。差が出たのは縮こまった姿勢と比べたときで、縮こまった姿勢が悪く働くためでした。

β遮断薬: 効く

演奏家24人の試験では、演奏の出来が良くなりました [7]。筆記試験の学生では、不安も成績も変わりませんでした [26]。社交不安症などの患者5件・179人のメタ解析でも、効果は示されませんでした [27]。根拠の確かさは低めです。1970〜80年代の、参加者が数十人以下の試験が中心のためです。

カフェイン: 不安が強くなる関連

健康な人では、カフェインと不安の強さが関連していました(14件・546人、効果量0.94)。とくに400mgを超えると目立ちました [10]。根拠の確かさは低めです。参加者が合わせて546人と少なく、結果の幅が広いためです。

よく言われていることは本当?

  • 評価が怖いから緊張する一部は確かめられています。 人に評価される課題でコルチゾールが上がることは分かっています [13]。ただ、恐れの強さと緊張の関係を直接まとめた研究は、見つかっていません。
  • 深呼吸・練習・マインドフルネスで緊張がほぐれる本当です。 練習・呼吸法・マインドフルネスは、いずれも不安を減らしました。
  • 震えやドキドキは交感神経の働き研究が足りず、確かめられていません。 上の「なぜ緊張するのか」のとおりです。
  • 完璧を目指さない・緊張を正直に伝える・お守りの言葉研究が足りず、確かめられていません。
  • 手のひらに「人」と書いて飲み込む研究が足りず、確かめられていません。 そのものを調べた研究は、見つかっていません。

02注意点

β遮断薬は医師の処方が必要です。筆記試験の学生には、めまい・だるさ・頭痛を訴える人もいました [26]。自己判断で使わないでください。人前の場面で強く緊張する社交不安症の人では、480mgのカフェインでパニック発作が起きた人もいました [28]。持病や服薬中の人は、医師や薬剤師に確認してください。

緊張が続いて生活に支障が出るときは、医師に相談する

この記事は本番の一時的な緊張の話で、不安症の治療の話ではありません。

03まとめ

緊張は、練習・呼吸・言い換え・マインドフルネスで小さくできます。
不安の書き出しとパワーポーズは、期待したほど効きません。
本番の一週間前・前日・直前に、一つずつ試しましょう。

04よくある質問

Q手のひらに「人」と書いて飲み込むと、緊張しませんか?

おまじないそのものを調べた研究は、見つかっていません。効いたのは、練習・ゆっくりした呼吸・「ワクワクしている」と言い換える方法などです。

Q本番の前にコーヒーを飲んでも大丈夫ですか?

カフェインは、不安が強くなることと関連していました。とくに400mgを超えると目立ちました [[38362247]]。本番の前は控えめにするのが、研究に合います。

Q本番の前に好きな音楽を聴くと落ち着きますか?

手術を受ける人では不安が減りましたが [[37276961]]、人前で評価される課題の前に聴いた健康な女性60人では差がありませんでした [[23940541]]。

05参照した論文

判定に使った主な論文(29本)

[1]人前で話す恐怖への心理的な介入のメタ解析

発表年
2019年
研究機関
ノルウェー・ベルゲン大学
掲載誌
Frontiers in psychology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
1,355人
結果の向き
良い方向

RCT30件・1,355人の解析で、人前で話す恐怖が中くらい減った(効果量0.74)。

[2]呼吸法がストレスに与える効果のメタ解析

発表年
2023年
研究機関
イギリス・サセックス大学
掲載誌
Scientific reports
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
785人
結果の向き
良い方向

12件・785人の解析で、ストレスが小〜中くらい減った(効果量-0.35)。

[3]ストレスの再評価が本番の成績に与える効果のメタ解析

発表年
2024年
研究機関
スイス・ベルン大学
掲載誌
Scientific reports
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

RCTのメタ解析で、本番の成績が小さく上がった(効果量0.23)。

[4]マインドフルネスが試験不安に与える効果のメタ解析

発表年
2024年
研究機関
トルコ・ベイコズ大学
掲載誌
Frontiers in psychology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
1,275人
結果の向き
良い方向

18件・1,275人の解析で、試験の不安が中〜大きく減った(効果量-0.716)。

[5]漸進的筋弛緩法の睡眠と心の健康へのメタ解析

発表年
2026年
研究機関
ブラジル・バイアナ医学・公衆衛生学校
掲載誌
Journal of psychosomatic research
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
2,277人
結果の向き
良い方向

31件・2,277人の解析で、不安が大きく減った(効果量-1.11)。主な対象は患者。

[6]手術を受ける大人への音楽の効果のメタ解析

発表年
2023年
研究機関
韓国・斗源工科大学
掲載誌
Asian nursing research
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
2,280人
結果の向き
良い方向

30件・2,280人の解析で、不安が大きく減った(効果量-1.48)。

[7]演奏家の舞台あがりへのβ遮断薬の試験

発表年
1977年
研究機関
James IMほかの研究チーム
掲載誌
Lancet (London, England)
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
24人
結果の向き
良い方向

演奏家24人の試験で、演奏の出来が良くなった。

[8]試験直前の一回の表現的筆記のメタ解析

発表年
2026年
研究機関
アメリカ・コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ
掲載誌
Anxiety, stress, and coping
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
1,457人
結果の向き
差なし

21件・1,457人の解析で、試験の不安はほとんど減らなかった。

[9]広がる姿勢・縮こまる姿勢の気分と行動への効果のメタ解析

発表年
2022年
研究機関
デンマーク・オーフス大学
掲載誌
Perspectives on psychological science : a journal of the Association for Psychological Science
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究73件を統合
結果の向き
差なし

73件の解析で、広がる姿勢とふつうの姿勢の差はほとんどなかった(効果量0.06)。

[10]カフェインと不安のメタ解析

発表年
2024年
研究機関
中国・徐州医科大学
掲載誌
Frontiers in psychology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
546人
結果の向き
悪い方向

14件・546人の解析で、不安が強くなった(効果量0.94)。

[11]ストレスの再評価と目標を組み合わせた短い介入

発表年
2025年
研究機関
アメリカ・ロチェスター大学
掲載誌
Psychoneuroendocrinology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
308人
結果の向き
良い方向

大学生308人で、次の試験の点数が高く、コルチゾールが少なかった。

[12]深呼吸が小学生のテスト不安と成績に与える効果

発表年
2017年
研究機関
シンガポール・南洋理工大学国立教育学院
掲載誌
Cognition & emotion
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
122人
結果の向き
良い方向

小学5年生122人で、テスト前の深呼吸が不安を減らし成績も上げた。

[13]ストレス課題とコルチゾール反応の実験室研究のメタ解析

発表年
2004年
研究機関
アメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校
掲載誌
Psychological bulletin
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究208件を統合
結果の向き
悪い方向

208件の解析で、評価される課題でコルチゾールが上がった。

[14]試験不安の影響を調べた30年のメタ解析

発表年
2018年
研究機関
アメリカ・サウスフロリダ大学
掲載誌
Journal of affective disorders
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究238件を統合
結果の向き
悪い方向

238件の解析で、試験の不安が強い学生ほど成績が低かった。

[15]研修医の手術へのプロプラノロールの試験

発表年
1998年
研究機関
アメリカ・イリノイ大学眼耳病院
掲載誌
Transactions of the American Ophthalmological Society
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
5人
結果の向き
良い方向

研修医5人で、本人の感じる不安と手の震えが減った。

[16]演奏家の緊張へのβ遮断薬の予備的研究

発表年
1983年
研究機関
James IMほかの研究チーム
掲載誌
Journal of the Royal Society of Medicine
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
30人
結果の向き
良い方向

プロの演奏家30人で、緊張による心拍と血圧の上昇が抑えられた。

[17]人前で話す不安への曝露療法のメタ解析

発表年
2022年
研究機関
イギリス・クイーンズ大学ベルファスト
掲載誌
Behavior modification
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
508人
結果の向き
良い方向

11件・508人の解析で、現実の曝露もVRの曝露も不安を大きく減らした。

[18]ゆっくりした腹式呼吸と射撃の成績の試験

発表年
2022年
研究機関
イギリス・バース大学
掲載誌
Journal of sport & exercise psychology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
67人
結果の向き
結果が割れている

67人の試験で、頭の中の不安は減ったが成績はほとんど変わらなかった。

[19]吐く息を長くする呼吸の試験

発表年
2023年
研究機関
アメリカ・ヴァンダービルト大学
掲載誌
Complementary therapies in medicine
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
100人
結果の向き
良い方向

健康な大人100人の12週間の試験で、吐く息の長さによる差はなかった。

[20]不安を「ワクワク」と言い換える実験

発表年
2014年
研究機関
アメリカ・ハーバード・ビジネス・スクール
掲載誌
Journal of experimental psychology. General
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

カラオケ・スピーチ・数学の実験で、言い換えた人の成績が良かった。

[21]ダーツ投げでの再評価の試験

発表年
2017年
研究機関
イギリス・エクセター大学
掲載誌
Anxiety, stress, and coping
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
結果が割れている

再評価した群は自信が高かったが、ダーツの成績に差はなかった。

[22]演奏の本番の不安へのマインドフルネスのメタ解析

発表年
2026年
研究機関
韓国・祥明大学
掲載誌
Frontiers in psychology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
1,983人
結果の向き
良い方向

1,983人の解析で、演奏の本番の不安が減った(効果量0.732)。

[23]スポーツ選手の試合の不安への心理的介入の比較

発表年
2026年
研究機関
中国・首都体育学院
掲載誌
Sports medicine - open
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
2,049人
結果の向き
良い方向

46件・2,049人の解析で、マインドフルネスを含む方法の効果の推定が最も大きかった。

[24]音楽が人のストレス反応に与える影響

発表年
2013年
研究機関
アメリカ・ブランダイス大学
掲載誌
PloS one
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
60人
結果の向き
差なし

健康な女性60人で、ストレス課題の前の音楽は心拍や不安に差がなかった。

[25]試験の心配を書き出すと成績が上がる実験

発表年
2011年
研究機関
アメリカ・シカゴ大学
掲載誌
Science (New York, N.Y.)
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
良い方向

試験の直前に心配を書き出した学生の点数が上がった。

[26]学生の試験不安へのβ遮断薬の試験

発表年
1982年
研究機関
Krope Pほかの研究チーム
掲載誌
Pharmacopsychiatria
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
差なし

筆記試験の前の薬で、脈は遅くなったが不安も成績も変わらなかった。

[27]不安症へのβ遮断薬の効果のメタ解析

発表年
2025年
研究機関
イギリス・ブリストル大学
掲載誌
Journal of affective disorders
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
179人
結果の向き
差なし

社交不安症やパニック症の患者で、β遮断薬はプラセボやベンゾジアゼピン系の薬と比べて不安を減らす効果を示さなかった

[28]カフェインを使ったパニック症と社交不安症の実験

発表年
2009年
研究機関
ブラジル・リオデジャネイロ連邦大学
掲載誌
Psychiatry research
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
悪い方向

480mgのカフェインで、本番の場面だけ強く緊張する人にパニック発作が起きた。

人前で話す不安を減らす介入のメタ解析

発表年
2025年
研究機関
イギリス・バンガー大学
掲載誌
The Journal of psychology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
2,253人
結果の向き
良い方向

26件・2,253人の解析で、不安が大きく減った(効果量1.17)。

ほかに参考にした論文(33本)

判定「効く」は、公開している評価方法に沿ってプログラムが算出しています。