部屋が乾燥すると肌や喉がつらくなるって本当?加湿器で楽になる?

部屋が乾燥すると肌や喉がつらくなるって本当?加湿器で楽になる?
読了目安 5〜7分最終更新日 2026.11.06
答え半分本当

本当です。湿度が低い部屋は、乾燥や不快感と関連しています。

根拠

東京と大阪のオフィスで働く483人の調査では、部屋の平均湿度が38%未満だと鼻や喉の症状が多い関連がありました(オッズ比2.68) [1]。湿度が低いほど不快感が増えた実験もあります [2]。一方、加湿の効果を調べた職場のコクラン・レビューでは、肌や鼻の症状にはっきりした差がありませんでした [3]。ストレスは、湿度30〜60%の職場の人で反応が25%少ない関連が調査で1件ありますが、気分そのものを調べた研究は見つかっていません [4]。根拠の確かさは低めです。調査と、参加者が十数人〜数十人の短い実験が中心で、加湿の効果を調べた試験も少ないためです。

この答えの範囲

健康な大人が家庭やオフィスで過ごす場合の話です。調査と短時間の実験が中心です。病気の治療やアトピーは別です。

じゃあ、どうする?

湿度計で測り、40〜60%を目安にしましょう [5]。40%を下回る部屋で加湿を考え、60%を超えないようにします [6]。加湿器は水を替えてタンクを洗い、除菌剤は入れません。

この記事は、成分や方法について公開されている研究を整理したものです。特定の商品の効果を評価したものではなく、個別の診断・治療の助言でもありません。

根拠の確かさ

エビデンス強度研究の種類・数・結果のそろい方から、根拠の確かさを「高い・中程度・低い・限定的」の4段階で示します。低い
根拠の論文判定に使った論文の数です。まとめ論文 (多くの試験を集めたもの) も 1 本と数えます。20 本
研究間の一致研究どうしの結果が、同じ方向にそろっているかを示します。おおむね一致
判定の内訳を見る(スコア 64 / 100)
項目点配点何を見るか
研究デザイン2040いちばん信頼できる研究の種類
研究の量14.320研究件数と参加人数
一致度23.725結果の向きがそろっているか
新しさ1010最新の研究が何年以内か
精度55信頼区間が「差なし」をまたがないか

合計 73 点を、エビデンス強度 C の範囲(30〜64 点)に収めて、スコアは 64 点です。 判定に使った研究は、その他のヒトの研究 7 本・観察研究 2 本。

配点の決まりは 評価方法について に公開しています。計算はプログラムが行い、広告や商品のデータは使いません。

加湿器とは

加湿器は、水を蒸気や細かい水の粒にして、部屋の湿度を上げる家電です。乾燥による肌や喉のつらさをやわらげ、風邪を防ぐとされています。水を温めて蒸気にする加熱式、超音波で水を霧にする超音波式、濡れたフィルターに風を当てて蒸発させる気化式などの種類があります。注意点は、手入れをしないとタンクの水で細菌やカビが増えることです。

目次
  1. 01研究でわかったこと
  2. 02注意点
  3. 03まとめ
  4. 04よくある質問
  5. 05参照した論文

01研究でわかったこと

答えの中心は、近畿大学などの研究チームが2022年に発表したコホート研究です [1]。コホート研究とは、同じ人たちを追って調べる方法です。

研究の種類オフィスで働く人を1年以上追った調査(コホート研究)
対象東京と大阪のオフィスで働く483人
比べたもの部屋の平均湿度が38%未満の人と、それ以上の人
結果平均湿度が38%未満だと、鼻や喉など上気道の症状が多かった
調査の結果部屋の平均湿度が38%未満だと、鼻や喉などの症状が多い関連がありました(オッズ比2.68) [1]。

調査なので、乾燥が原因とまでは言えません。

乾燥した部屋と快適な部屋は、何が違う?

  • 肌と喉: 43のオフィスビルで働く227人の調査では、室内の湿度が高いほど、女性では喉や肌の乾燥・刺激を訴えにくい関連がありました [7]。湿度30%未満の部屋で7時間寝た女性11人は、肌の水分量が24.23%減りました [8]。
  • 乾燥感と寒さ: 大学の職員173人の調査で、湿度15〜30%は、空気が乾いていると感じることと関連していました [9]。男子学生16人の実験では、湿度を50%から下げるとすぐ寒さを感じました [10]。
  • 不快感: 30人が22℃の部屋に5時間いた実験では、湿度が低いほど不快感が増えましたが、湿度5%でも不快感はわずかでした [2]。
  • ストレス: 米国の職場で働く134人のうち、湿度30〜60%の職場で主に過ごした人は、もっと乾燥した職場の人よりストレスの反応が25%少ない関連でした [4]。気分そのものを調べた研究はありません。

40〜60%の目安は、どこから来た?

1986年の総説は、湿度による健康への悪い影響の大半は、湿度を40〜60%に保てば最小にできるとまとめました。ダニは湿度50%未満で少なく、多くのカビは湿度60%を超えないと増えません [6]。2021年の総説も、40〜60%が健康・仕事の成績・感染の危険の低さの点で最も良いようだとしています [5]。

よく言われていることは本当?

  • 快適に過ごせる乾燥した部屋で不快感や寒さを感じやすい関連は、実験・調査で見られます。 加湿して楽になるかは、結果が割れています。湿度40〜45%に加湿した病院の病棟では、乾燥を毎週感じる人が24%と、加湿しない病棟の73%より少なかった一方 [11]、職場の加湿を調べたコクラン・レビューでは、乾燥の症状への効果はほとんど見られませんでした [3]。根拠の確かさは低めです。
  • 暖房を控えめにできる寒く感じる実験はありますが、暖房費の節約を測った研究はありません。
  • 集中力・作業効率が上がる短時間の実験では、湿度が低いと事務作業の速さが3〜7%落ち [2]、湿度40%の部屋は20%より疲れが23.3%少なくなりました [12]。 根拠の確かさは低めで、家庭での長期研究はありません。
  • 肌の乾燥を防ぐ加湿の効果は確認されていません。 コクランでは、はっきりした差はありませんでした(オッズ比0.66) [3]。根拠の確かさは低めです。
  • 喉や鼻の乾燥を防ぐ鼻の症状に差はありませんでした(オッズ比0.87) [3]。 喉の免疫が上がる研究はありません。
  • 風邪・インフルエンザの予防学校の比較試験6件のうち4件で欠席が減りましたが、根拠の確かさは低めです [3]。 実験室の実験では、空気中のインフルエンザウイルスは湿度30%未満で5時間以上感染力を保ち、40〜70%で最も早く失われました [13]。
  • 目の乾きが和らぐ職場のランダム化試験1件で症状が減りました(オッズ比0.54) [3]。 根拠の確かさは低めです。パソコン作業の44人の試験でも、卓上加湿器の日は涙の膜が壊れにくくなりました [14]。
  • 静電気を防ぐ湿度を40〜45%に加湿した病院の病棟で、静電気を感じることが減りました。 1件だけの結果です [11]。
  • よく眠れる研究が足りません。 軽い睡眠時無呼吸の男性12人の試験で、湿度85%前後と16%前後の眠りの深さに差はありませんでした [15]。眠りを整える方法は、睡眠の質を高める方法は?で整理しています。
  • 湿度が高いとダニが増える条件によります。 家の湿度が高いほど寝具のダニのアレルゲンが多い関連でした [16]。ただ、除湿機で湿度を下げた1年間の試験では、ダニは大きく減りませんでした [17]。

02注意点

加湿器は、手入れをしないと細菌が増えます。超音波式を1日10時間、15日間使い続けた実験では、空気中の細菌が6日目から増え、壁紙にカビが生えました [18]。

家で加湿器を使う子どもにぜんそくの診断が多い観察研究もありますが、加湿器が原因かは分かっていません [19]。韓国の重い肺の障害の集団発生は、加湿器そのものではなく、タンクに入れた除菌剤が原因と判断されました [20]。ぜんそくや肺の持病がある人、咳や息切れが続く人は、医師に相談してください。

水を替えてタンクを洗い、除菌剤は入れない

細菌の増加と除菌剤の問題を避けるための、基本の手入れです。

03まとめ

湿度が低い部屋ほど、乾燥や不快感を訴える人が多い関連は、研究でそろっています。
加湿で快適になるかは確かめられておらず、ストレスや気分への効果も分かっていません。
まず湿度計で測り、40%を下回るときに、手入れをしながら40〜60%を目安に加湿を考えましょう。

04よくある質問

Q喉には湿度60%がいちばん良いと聞きますが?

研究で60%が出てくるのは、カビの増えやすさの話です。多くのカビは湿度60%を超えないと増えません [[3709462]]。最も良いのは40〜60%の幅とされ [[33601136]]、喉に60%がいちばん良いと確かめた研究は見つかっていません。

Q超音波式は危険で、気化式なら安全ですか?

細菌が増えた実験は超音波式が中心ですが、気化式でもタンクの水に緑膿菌がいると空気中の細菌が増えました [[42561695]]。方式より手入れが結果を分けます。

Q加湿器を置けば、部屋の湿度は上がりますか?

置くだけでは足りなかった例があります。1978年のジュネーブの役所の冬の調査では、加湿器のある部屋の湿度は33%で、ない部屋の30%とほとんど変わらず、呼吸器の感染症の多さにも差はありませんでした [[653342]]。古い調査ですが、置いたあとに湿度計で確かめる意味はあります。

05参照した論文

判定に使った主な論文(24本)

[1]東京と大阪のオフィスで、室内の湿度と働く人の上気道の症状を調べた研究

発表年
2022年
研究機関
日本・近畿大学
掲載誌
Indoor air
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
483人
結果の向き
悪い方向

東京と大阪のオフィスで働く483人の調査で、部屋の平均湿度が38%未満だと鼻や喉など上気道の症状が多かった(オッズ比2.68)。

[2]冬の低い湿度が人に与える影響を調べた実験

発表年
2006年
研究機関
David Peter Wyonほかの研究チーム
掲載誌
Science and Technology for the Built Environment
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
30人
結果の向き
良い方向

30人が22℃の部屋で湿度5〜35%の空気に5時間いた実験で、湿度が低いと事務作業の速さが3〜7%落ちた。

[3]職場や学校の加湿が目・肌・喉や鼻の乾燥の症状に効くかを調べたコクラン・レビュー

発表年
2021年
研究機関
スイス・チューリッヒ大学
掲載誌
The Cochrane database of systematic reviews
研究の種類
システマティックレビュー関連する研究を決まった方法で集め、結果を整理した研究。
対象
4,551人
結果の向き
差なし

13件・4551人のレビュー。肌の乾燥の症状は減る傾向があったが、はっきりした差ではなく、根拠の質は低い。

[4]オフィスの湿度と働く人のストレス・睡眠の関係を調べた研究

発表年
2020年
研究機関
アメリカ・ベイラー医科大学
掲載誌
Indoor air
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
134人
結果の向き
良い方向

オフィスで働く134人の調査で、湿度30〜60%の職場で主に過ごした人はストレスの反応が25%少なかった。

[5]オフィスの温度・湿度・換気と健康・仕事の成績をまとめた総説

発表年
2021年
研究機関
デンマーク・国立労働環境研究センター
掲載誌
International journal of hygiene and environmental health
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

オフィスの湿度は40〜60%が健康・仕事の成績・感染の危険の低さのうえで最も良いようだとまとめられた。

[6]室内の湿度と健康の関係をまとめた総説

発表年
1986年
研究機関
Arundel AVほかの研究チーム
掲載誌
Environmental health perspectives
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

湿度40〜60%という目安のもとになった1986年の総説。ダニは湿度50%未満で少なく、多くのカビは湿度60%を超えないと増えないとされた。

[7]43のオフィスビルで、室内の湿度と働く人の症状を調べた研究

発表年
2022年
研究機関
アメリカ・ハーバード大学公衆衛生大学院
掲載誌
Indoor air
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
227人
結果の向き
悪い方向

227人の調査で、室内の湿度が低いほど、女性では喉や肌の乾燥・刺激を訴えやすかった。

[8]低湿度の部屋で寝たときの肌の水分量

発表年
2019年
研究機関
韓国・企業の研究部門
掲載誌
Skin research and technology : official journal of International Society for Bioengineering and the Skin (ISBS) [and] International Society for Digital Imaging of Skin (ISDIS) [and] International Society for Skin Imaging (ISSI)
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
11人
結果の向き
悪い方向

健康な女性11人で、湿度30%未満の部屋で7時間寝ると肌の水分量が24.23%減った。湿度70%以上の日は有意な変化がなかった。

[9]大学の建物で、室内の湿度と職員の症状を調べた研究

発表年
2008年
研究機関
ノルウェー・ベルゲン大学
掲載誌
Indoor air
研究の種類
症例対照研究ある病気の人とそうでない人で、過去の生活習慣などを比べる研究。
対象
173人
結果の向き
悪い方向

ノルウェーの大学職員173人の調査で、湿度15〜30%の低い湿度は、空気が乾いていると感じることと関連していた。

[10]湿度10・30・50%の部屋での目・肌・鼻の乾燥

発表年
2006年
研究機関
日本・九州芸術工科大学
掲載誌
Journal of physiological anthropology
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
16人
結果の向き
悪い方向

健康な男子学生16人の実験で、湿度30%以下では目と肌が乾いた。鼻の粘膜が乾いたのは湿度10%のときだった。

[11]病院の職員を対象に、病棟の加湿と空気の乾燥の感じを比べた研究

発表年
1994年
研究機関
スウェーデン・ルンド大学
掲載誌
Occupational and environmental medicine
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
104人
結果の向き
良い方向

職員104人の研究で、湿度を40〜45%に加湿した病棟では、空気の乾燥を毎週感じる人が24%で、加湿しない病棟の73%より少なかった。

[12]温度と湿度が大学生の学習に与える影響を調べた実験

発表年
2021年
研究機関
中国・青島理工大学
掲載誌
Case Studies in Thermal Engineering
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

湿度40%の部屋は湿度20%の部屋より、疲れが23.3%、集中の途切れが61.1%少なかった。

[13]空気中のインフルエンザウイルスの感染力と湿度の関係(実験室の装置での実験)

発表年
2024年
研究機関
スイス・ローザンヌ連邦工科大学
掲載誌
Frontiers in microbiology
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

空気中のインフルエンザAウイルスは、湿度30%未満では5時間以上感染力を保ち、湿度40〜70%で最も早く感染力を失った。

[14]パソコン作業中の卓上加湿器が、涙の膜と目の楽さに与える影響

発表年
2017年
研究機関
ニュージーランド・オークランド大学
掲載誌
Optometry and vision science : official publication of the American Academy of Optometry
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
44人
結果の向き
良い方向

パソコンを使う44人の試験で、卓上加湿器を使った日は涙の膜が壊れるまでの時間が中央値で4.0秒長かった。

[15]睡眠時無呼吸の人の眠りと寝室の湿度を調べた試験

発表年
1999年
研究機関
カナダ・Jokic Rほかの研究チーム
掲載誌
Thorax
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
12人
結果の向き
差なし

軽い睡眠時無呼吸の男性12人が湿度85%前後と16%前後の部屋で眠り、眠りの深さの割合に差はなかった。

[16]子どもの家の湿度とダニのアレルゲンを調べた研究

発表年
1997年
研究機関
ニュージーランド・ウェリントン医科大学
掲載誌
Clinical and experimental allergy : journal of the British Society for Allergy and Clinical Immunology
研究の種類
症例対照研究ある病気の人とそうでない人で、過去の生活習慣などを比べる研究。
対象
474人
結果の向き
悪い方向

子ども474人の家の調査で、寝具のダニのアレルゲンは湿度が平均より高いときに多かった。

[17]除湿機や生活の工夫でダニが減るかを調べたランダム化試験

発表年
2000年
研究機関
イギリス・ケンブリッジ大学
掲載誌
Clinical and experimental allergy : journal of the British Society for Allergy and Clinical Immunology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
差なし

76軒を3つに分けた1年間の試験で、除湿機の家では湿度は下がったが、ダニの数やアレルゲンは大きく減らなかった。

[18]超音波式加湿器を長く使ったときの、室内の細菌とカビの変化

発表年
2012年
研究機関
韓国・湖西大学
掲載誌
Toxicological research
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
悪い方向

超音波式の加湿器を1日10時間、15日間使い続けた実験で、空気中の細菌は6日目から増え、12日目ごろから壁紙にカビが生えた。

[19]子どもの家の加湿器と、ぜんそくの新たな診断の関係

発表年
2002年
研究機関
アメリカ・南カリフォルニア大学
掲載誌
Epidemiology (Cambridge, Mass.)
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
3,535人
結果の向き
悪い方向

ぜんそくのない子ども3535人を最大5年追った研究で、ゼーゼーした経験のない子では、家に加湿器があるとぜんそくの新たな診断が1.7倍だった。

[20]韓国の重い肺の障害の集団発生で、加湿器と除菌剤を調べた研究

発表年
2014年
研究機関
韓国・蔚山大学
掲載誌
Thorax
研究の種類
症例対照研究ある病気の人とそうでない人で、過去の生活習慣などを比べる研究。
対象
—
結果の向き
差なし

患者18人と対照121人を比べた研究で、加湿器の使用そのものは原因から外され、加湿器の除菌剤が原因と判断された。

乾燥した部屋での肌の水分量ときめの変化

発表年
2002年
研究機関
日本・企業の研究部門
掲載誌
Skin research and technology : official journal of International Society for Bioengineering and the Skin (ISBS) [and] International Society for Digital Imaging of Skin (ISDIS) [and] International Society for Skin Imaging (ISSI)
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
悪い方向

健康な人が乾燥した部屋に3〜6時間いると、腕と頬の角層の水分量が減り、肌のきめも粗くなった。

湿度を下げた部屋での、アトピー性皮膚炎の人と健康な人の肌

発表年
1996年
研究機関
ドイツ・ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン
掲載誌
Acta dermato-venereologica
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
差なし

湿度30%の部屋に3時間いると、アトピー性皮膚炎の人10人では肌のきめが粗くなったが、健康な人10人では有意な変化がなかった。

中国の寝室の湿度と、粘膜や肌の症状を調べた研究

発表年
2021年
研究機関
中国・天津大学
掲載誌
Indoor air
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
165人
結果の向き
悪い方向

165軒の寝室の湿度を1年間測った調査で、湿度の高い家の人は粘膜や肌の症状が少なかった。

フィンランドのオフィスで、湿度と肌や上気道の症状を調べた研究

発表年
2003年
研究機関
フィンランド・ヘルシンキ大学
掲載誌
Indoor air
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
—
結果の向き
悪い方向

オフィスで働く人の調査で、湿度が低いほど肌の乾燥や喉や鼻の乾燥が強かった。

ほかに参考にした論文(88本)

判定「悪い関連がある」は、公開している評価方法に沿ってプログラムが算出しています。