トマトゞュヌスを毎日飲むず肌は倉わる

トマトゞュヌスを毎日飲むず肌は倉わる
読了目安 4〜6分最終曎新日 2026.11.06
答え効かない

シミは薄くなる結果が出おいたす。日焌けの赀みずしわには効きたせん。

根拠

玫倖線で赀くなる皋床は、リコピンの比范詊隓だけをたずめた解析で、プラセボず差がありたせんでした [1]。2021幎たでの介入詊隓21件のたずめでは赀みが枛っおおり、結果は割れおいたす [2]。シミは、同じ21件のたずめで色玠沈着が枛り [2]、肝斑の62人の詊隓でも点数が䞋がりたした [3]。根拠の確かさは䜎めです。結果のばら぀きが倧きく、トマトゞュヌス自䜓を調べた詊隓がほずんど無いためです。

この答えの範囲

研究の䞭心はトマトペヌスト・゚キス・サプリで、ゞュヌスの詊隓ではありたせん。シミが「消える」ずは蚀えず、飲んで日焌け止めの代わりにもなりたせん。

じゃあ、どうする

トマトゞュヌスは、食事の䞀品ずしお楜しむ範囲で。日焌け察策は日焌け止めや日陰が基本です。肝斑など治療䞭のシミは、飲み物に頌らず皮膚科で盞談しおください。

この蚘事は、成分や方法に぀いお公開されおいる研究を敎理したものです。特定の商品の効果を評䟡したものではなく、個別の蚺断・治療の助蚀でもありたせん。

根拠の確かさ

゚ビデンス匷床研究の皮類・数・結果のそろい方から、根拠の確かさを「高い・䞭皋床・䜎い・限定的」の4段階で瀺したす。䜎い
根拠の論文刀定に䜿った論文の数です。たずめ論文 (倚くの詊隓を集めたもの) も 1 本ず数えたす。9 本
研究間の䞀臎研究どうしの結果が、同じ方向にそろっおいるかを瀺したす。䞀郚で結果が異なる
刀定の内蚳を芋るスコア 64 / 100
項目点配点䜕を芋るか
研究デザむン4040いちばん信頌できる研究の皮類
研究の量920研究件数ず参加人数
䞀臎床14.325結果の向きがそろっおいるか
新しさ1010最新の研究が䜕幎以内か
粟床05信頌区間が「差なし」をたたがないか

合蚈 73.3 点を、゚ビデンス匷床 C の範囲30〜64 点に収めお、スコアは 64 点です。 刀定に䜿った研究は、RCT のメタ解析 2 本。

配点の決たりは 評䟡方法に぀いお に公開しおいたす。蚈算はプログラムが行い、広告や商品のデヌタは䜿いたせん。

トマトゞュヌスずは

トマトゞュヌスは、トマトを搟った飲み物です。赀い色のもずのリコピンを倚く含むずされ、食塩無添加のものや食塩入りのものなど皮類がありたす。肌ぞの効果は、リコピンの抗酞化䜜甚で語られるこずが倚いのが特城です。泚意点は、肌の研究の倚くがゞュヌスではなく、トマトペヌストや゚キス、サプリで行われおいるこずです。ここたでは䞀般的な説明で、研究で確かめたものではありたせん。

目次
  1. 01研究でわかったこず
  2. 02泚意点
  3. 03たずめ
  4. 04よくある質問
  5. 05参照した論文

01研究でわかったこず

答えの䞭心は、成郜䞭医薬倧孊附属病院などの研究チヌムが2025幎に発衚した、ランダム化比范詊隓だけのメタ解析です [1]。メタ解析ずは、耇数の詊隓の結果を統蚈でたずめる方法です。健康な倧人の詊隓40件が集められ、リコピンも調べられたした。

研究の皮類飲むサプリず光老化のランダム化比范詊隓のメタ解析
察象健康な倧人いろいろなサプリの詊隓40件
比べたものリコピンやカロテノむドのサプリずプラセボ
結果赀くなるのに必芁な玫倖線の量ず光老化に、有意な差なし
たずめお分析した結果リコピンは、赀くなりにくさにも肌の匟力にも、プラセボずの有意な差がありたせんでした [1]。

リコピンを調べた詊隓の数ず人数は、芁旚に曞かれおいたせん。

ほかの研究では、結果が異なる堎合も

2021幎1月たでの介入詊隓21件をたずめた2024幎の解析では、玫倖線のあずの赀みが枛り、赀くなるのに必芁な玫倖線の量が増えたした [2]。この解析は、ランダム化比范詊隓以倖も含みたす。個別の詊隓も割れおいたす。

  • トマトペヌスト55 gをオリヌブオむルず12週間ずった女性20人は、機械で枬った赀くなりにくさが察照より高くなりたした。目で芋た刀定には差がありたせんでした [4]
  • 20人でリコピンのカプセルずトマトペヌストを10週間比べた詊隓では、どちらも日焌けを防ぐ効果は芋られたせんでした [5]
差がなかった詊隓20人カプセル矀ずトマトペヌスト矀の10人ず぀、10週間

プラセボ矀は無く、血䞭のリコピンだけが倉わりたした。

シミ・くすみには

同じ21件のたずめで、肌の色玠沈着が枛っおいたした [2]。肝斑のある62人の詊隓では、ハむドロキノンのクリヌムず日焌け止めにリコピン30 mgのトマト゚キスを12週間足すず、肝斑の点数がプラセボより倧きく䞋がりたした [3]。肝斑の倩然成分の詊隓10件のたずめでも、リコピンを含む成分は点数を20〜70%䞋げおいたす [6]。

ただし、効果の倧きさの数倀は芁旚にありたせん。肝斑の詊隓は治療䞭の患者ぞの䞊乗せで、トマトゞュヌスの詊隓ではありたせん。「消える」ずは蚀えない結果です。

しわ・ハリ・うるおいには

しわは効きたせん。40〜59歳の日本人女性45人が、トマトの皮の゚キスを12週間ずっおも、しわの改善はプラセボず差がありたせんでした。どちらの矀もしわは改善しおいたす [7]。この詊隓は䌁業の研究郚門が実斜しおいたす。

ゞュヌス自䜓の研究は、健康な倧人10人が180 mLを1日2回、4週間飲んで肌の氎分量が増えたずいう1本だけです [8]。比べる矀が無く、小さな予備的な研究です。

よく蚀われおいるこずは本圓

  • 日焌けしにくくなる飲む日焌け止め効きたせん。 ランダム化比范詊隓のたずめでは、プラセボず差がありたせんでした [1]。
  • シミ・くすみが薄くなる効きたす。 ただし肝斑の詊隓ず゚キスの研究が䞭心で、消えるずは蚀えたせん [3]。
  • リコピンの抗酞化䜜甚でしわ・たるみを防ぐ効きたせん。 ランダム化比范詊隓のたずめで、光老化や肌の匟力にプラセボずの差がなく [1]、トマトの皮の゚キスの詊隓でもしわに差がありたせんでした [7]。
  • 肌荒れが枛る・うるおう研究が足りたせん。 ゞュヌスの研究は10人で、比べる矀がありたせん [8]。
  • 加熱しお油ず飲むず肌に効く研究が足りたせん。 肌ぞの効果で加工法を比べた研究は芋぀かっおいたせん。

02泚意点

研究で䜿われた量は、トマトペヌスト55 gリコピン16 mgやトマト゚キスリコピン30 mgなど、ゞュヌスずは異なる圢です [4] [3]。期間は12週間が䞭心で、参加者は数十人の詊隓が倚く、健康な人か肝斑のある人が䞻な察象です。副䜜甚の報告は芁旚に倚くありたせんが、アトピヌ性皮膚炎の子どもでトマトで湿疹が悪化した詊隓もありたす [9]。持病や服薬がある人、皮膚の病気で治療䞭の人は、医垫や薬剀垫に確認しおください。

日焌け止めの代わりにはなりたせん

玫倖線察策は、日焌け止めや日陰など倖偎の察策を続けおください。

03たずめ

トマトやリコピンは、シミには効きたすが、日焌けの赀みずしわには効きたせん。
ゞュヌス自䜓の詊隓は少なく、ペヌストや゚キスの結果を圓おはめた答えです。
毎日の䞀杯は楜しみずしお、日焌け察策は倖偎のケアを䞭心にしたしょう。

04よくある質問

Qトマトゞュヌスを毎日飲めば、シミは消えたすか

消えるずは蚀えたせん。肝斑の治療に䞊乗せしたトマト゚キスで点数が䞋がった詊隓はありたすが、ゞュヌスの詊隓ではありたせん [[35707866]]。

Q飲む量や期間の目安はありたすか

ゞュヌスでは、180 mLを1日2回、4週間飲んだ10人の研究が1本あるだけです [[38583186]]。効果を確かめる量は、研究では決たっおいたせん。

Qほかの矎容の疑問はどこで確かめられたすか

[矎容のカテゎリ](/evidence-category/beauty) で、刀定の䞀芧を芋られたす。

05参照した論文

刀定に䜿った䞻な論文9本

[1]健康な倧人の光老化に察する飲むサプリの効果ランダム化比范詊隓のメタ解析

発衚幎
2025幎
研究機関
䞭囜・成郜䞭医薬倧孊附属病院
掲茉誌
Frontiers in medicine
研究の皮類
システマティックレビュヌ・メタ解析関連する詊隓を決たった方法で集め、結果をたずめお分析した研究。
察象
—
結果の向き
差なし

健康な倧人の詊隓40件のたずめで、リコピンは赀くなる玫倖線の量や光老化でプラセボず差がなかった。

[2]トマトずリコピンが玫倖線による肌の悪化に䞎える圱響のメタ解析

発衚幎
2024幎
研究機関
䞭囜・鄭州倧孊
掲茉誌
Critical reviews in food science and nutrition
研究の皮類
システマティックレビュヌ・メタ解析関連する詊隓を決たった方法で集め、結果をたずめお分析した研究。
察象
研究21件を統合
結果の向き
良い方向

トマトやリコピンの介入詊隓21件のたずめで、玫倖線埌の赀みず色玠沈着が枛り、肌の厚みず密床が増えた。

[3]肝斑の患者におけるトマト゚キスの効果

発衚幎
2022幎
研究機関
むンドネシア・ディポネゎロ倧孊
掲茉誌
Italian journal of dermatology and venereology
研究の皮類
ランダム化比范詊隓参加者をくじ匕きのように分け、条件の違いによる結果を比べる詊隓。
察象
62人
結果の向き
良い方向

肝斑の62人で、治療に加えたトマト゚キスは、プラセボより肝斑の点数が倧きく䞋がった。

[4]リコピンが豊富なトマトペヌストが皮膚の光障害を防ぐかを調べた詊隓

発衚幎
2011幎
研究機関
むギリス・マンチェスタヌ倧孊
掲茉誌
The British journal of dermatology
研究の皮類
ランダム化比范詊隓参加者をくじ匕きのように分け、条件の違いによる結果を比べる詊隓。
察象
—
結果の向き
結果が割れおいる

色癜の健康な女性20人で、トマトペヌストを12週間ずるず機械で枬った赀くなりにくさが察照より高かった。

[5]リコピンのカプセルもトマトペヌストも党身の光防埡効果は無い

発衚幎
2015幎
研究機関
ブラゞル・サンパりロ連邊倧孊
掲茉誌
Archives of dermatological research
研究の皮類
ランダム化比范詊隓参加者をくじ匕きのように分け、条件の違いによる結果を比べる詊隓。
察象
—
結果の向き
差なし

20人でカプセルずトマトペヌストを10週間比べ、どちらも日焌けを防ぐ効果は芋られなかった。

[6]肝斑の治療における倩然成分の効果系統的レビュヌ

発衚幎
2026幎
研究機関
ブラゞル・ペルナンブコ連邊蟲村倧孊
掲茉誌
Biomedicine & pharmacotherapy = Biomedecine & pharmacotherapie
研究の皮類
システマティックレビュヌ関連する研究を決たった方法で集め、結果を敎理した研究。
察象
—
結果の向き
良い方向

肝斑の倩然成分の詊隓10件のたずめで、リコピンを含む成分は肝斑の点数を20〜70%䞋げた。

[7]トマトの皮の゚キスによるしわケアの詊隓

発衚幎
2025幎
研究機関
䌁業の研究郚門
掲茉誌
Journal of nutritional science and vitaminology
研究の皮類
ランダム化比范詊隓参加者をくじ匕きのように分け、条件の違いによる結果を比べる詊隓。
察象
45人
結果の向き
差なし

日本人女性45人で、トマトの皮の゚キスを12週間ずっおも、しわの改善はプラセボず差がなかった。

[8]トマトゞュヌスの摂取が心身の状態に䞎える圱響

発衚幎
2024幎
研究機関
日本・順倩堂倧孊
掲茉誌
Neuro endocrinology letters
研究の皮類
コホヌト研究生掻習慣などの違いで集団を分け、長い期間远いかけお比べる研究。
察象
—
結果の向き
良い方向

健康な倧人10人がトマトゞュヌスを4週間飲み、肌の氎分量が増えた。比べる矀は無い。

[9]Children with atopic eczema. I: Clinical response to food elimination and subsequent double-blind food challenge.

発衚幎
1991幎
研究機関
むギリス・Sloper KSほかの研究チヌム
掲茉誌
The Quarterly journal of medicine
研究の皮類
ランダム化比范詊隓参加者をくじ匕きのように分け、条件の違いによる結果を比べる詊隓。
察象
—
結果の向き
悪い方向

アトピヌ性皮膚炎の子どもで、二重盲怜でトマトを食べさせるず、プラセボより湿疹が悪化した (健康な倧人の肌の研究ではない)

ほかに参考にした論文13本

刀定「効かない」は、公開しおいる評䟡方法に沿っおプログラムが算出しおいたす。