乳酸菌で花粉症は楽になる?効く菌株はどれ?

乳酸菌で花粉症は楽になる?効く菌株はどれ?
読了目安 6〜8分最終更新日 2026.11.06
答え研究のある菌株を選ぶ

菌株しだいです。効いた菌株では鼻づまりや目の症状が軽くなり、差が出ない菌株もあります。

根拠

日本のスギ花粉症の比較試験9件のうち、ビフィズス菌 BB536・L-92・LGG と L. ガセリ TMC0356 の組み合わせ・L. プランタルム No. 14・NTM048 の試験で、鼻づまりや目の症状の一部がプラセボより軽くなりました [1] [2] [3] [4] [5]。一方、ヨーグルトに使われる菌株の一つと、L. ガセリの別の株では差がありませんでした [6] [7]。人数が分かる試験は23〜44人で、菌株どうしを直接比べた試験はありません。根拠の確かさは中程度です。数十人規模の試験が中心で、筆頭著者の所属が企業の研究部門の試験が半数以上あるためです。

この答えの範囲

日本のスギ花粉症の試験が中心の話です。

じゃあ、どうする?

選ぶときの条件は次の3つです。

  • 「乳酸菌」だけでなく、菌株名(BB536・L-92 など)が書かれている
  • その菌株で、スギ花粉症の試験があり、症状が軽くなった結果が出ている
  • 試験と同じくらい続ける。花粉の季節中の試験は6〜16週間でした
    薬の代わりにはならないので、処方された薬は続けてください。

この記事は、成分や方法について公開されている研究を整理したものです。特定の商品の効果を評価したものではなく、個別の診断・治療の助言でもありません。

根拠の確かさ

エビデンス強度研究の種類・数・結果のそろい方から、根拠の確かさを「高い・中程度・低い・限定的」の4段階で示します。中程度
根拠の論文判定に使った論文の数です。まとめ論文 (多くの試験を集めたもの) も 1 本と数えます。18 本
研究間の一致研究どうしの結果が、同じ方向にそろっているかを示します。一部で結果が異なる
判定の内訳を見る(スコア 80 / 100)
項目点配点何を見るか
研究デザイン3640いちばん信頼できる研究の種類
研究の量12.520研究件数と参加人数
一致度1725結果の向きがそろっているか
新しさ1010最新の研究が何年以内か
精度55信頼区間が「差なし」をまたがないか

合計 80.5 点を、エビデンス強度 B の範囲(55〜84 点)に収めて、スコアは 80 点です。 判定に使った研究は、ランダム化比較試験 9 本。

配点の決まりは 評価方法について に公開しています。計算はプログラムが行い、広告や商品のデータは使いません。

乳酸菌とは

乳酸菌は、糖を分解して乳酸をつくる細菌の仲間で、ヨーグルトや発酵乳、漬物などに含まれます。腸の環境や免疫のバランスを整えるとされ、ビフィズス菌と合わせて、花粉症の症状を和らげる食品として注目されてきました。ヨーグルトのほか、粉末やカプセルのサプリがあります。薬ではなく食品で、重い副作用の報告はありませんが、持病や服薬中の人は医師や薬剤師に相談してください [8]。

目次
  1. 01研究でわかったこと
  2. 02注意点
  3. 03まとめ
  4. 04よくある質問
  5. 05参照した論文

01研究でわかったこと

菌株とは

菌株とは、同じ種類(菌種)の乳酸菌の中を、さらに細かく分けた「株」のことです。同じ犬種でも性格が一匹ずつ違うように、同じ菌種でも株が違えば、性質や働きが違います。研究は菌株ごとに行われるので、ある株で確かめられた結果から「乳酸菌なら何でも同じ」とは言えません。商品には、菌種名のほかに、BB536 のような英数字の記号で菌株名が書かれています。

答えの中心になった試験

答えの中心は、日本のスギ花粉症の人を対象に、プラセボ(偽薬)と比べた試験9件です [1]。菌株ごとの試験で、人数が分かるものは23〜44人です。

研究の種類日本で行われたスギ花粉症の比較試験9件
対象スギ花粉症など季節性アレルギーの大人(女子学生を含む)
比べたものBB536、L-92、LGG と TMC0356 の組み合わせ、No. 14、NTM048 などの菌株とプラセボ
結果BB536・L-92・LGG と TMC0356 の組み合わせ・No. 14・NTM048 は症状の一部がプラセボより軽く、ほかの二つの菌株は差がなかった
試験の結果症状の一部が軽くなった菌株と、差が出なかった菌株に分かれました。

菌株どうしを直接比べた試験はないので、どれが一番よいとは言えません。

効いた菌株

症状が軽くなった菌株を、同じ型で並べます。人数は試験に参加した人の数です。根拠の確かさは、試験の数と作り、結果がそろっているかで見ています。

  • BB536(ビフィズス菌)
    • 軽くなった症状: 粉末を花粉の季節に13週間飲むと、鼻水・鼻づまり・症状の合計 [1]。ヨーグルトを毎日100 gを2回、14週間食べると、目の症状だけ [9]。花粉を専用の部屋で浴びる試験では、粉末を飲んだ期間の目の症状 [10]
    • 試験の人数: 三つの試験で、44人・40人・24人
    • 根拠の確かさ: 試験が三つあり、目の症状が軽くなる結果がそろっています。鼻の症状が軽くなったのは粉末の試験だけです。筆頭著者の所属は、三つとも企業の研究部門です
  • L-92(L. アシドフィルス)
    • 軽くなった症状: 加熱処理した発酵乳を100 mLずつ毎日2回、6週間飲むと、目の症状と薬のスコア。菌の量を減らして10週間飲んだ年は、生活の支障のスコア [2]
    • 試験の人数: 社内のボランティア23人
    • 根拠の確かさ: 試験は一つだけで、参加者だけが中身を知らない試験です。筆頭著者の所属は企業の研究部門です
  • LGG と L. ガセリ TMC0356 の組み合わせ
    • 軽くなった症状: 発酵乳を10週間飲むと、9週目の鼻づまりと、9・10週目の症状と薬を合わせたスコア [3]
    • 試験の人数: スギ花粉症の40人
    • 根拠の確かさ: 試験は一つだけの二重盲検(試験を受ける人も評価する側も、中身を知らされない方法)です。筆頭著者の所属は企業の研究部門です
  • L. プランタルム No. 14
    • 軽くなった症状: 6週間飲むと、目の症状と薬のスコア [4]
    • 試験の人数: 論文の要旨からは分かりません
    • 根拠の確かさ: 二つの二重盲検試験の論文です。対象は季節性アレルギーのある女子学生で、スギ花粉症の人に限りません。筆頭著者の所属は企業の研究部門です
  • NTM048(乳酸菌の一種)
    • 軽くなった症状: カプセルを毎日2個、16週間飲むと、12週目の鼻づまり。唾液の免疫物質やアレルギーの抗体は変わりませんでした [5]
    • 試験の人数: スギ花粉症の40人
    • 根拠の確かさ: 2023年の二重盲検で、試験は一つだけです。筆頭著者の所属は大学です

どの菌株も、ほかの研究チームが同じ結果を確かめた試験は、この記事で使った研究の中にはありません。

差が出なかった菌株もあります。日本の試験9件のうち二つでは、プラセボとの差がはっきりしませんでした。一部の人に絞った追加の解析で軽くなった結果もありますが、全体では差が出ていません。

何が違う?

同じ L. ガセリでも、TMC0356 は効いた試験があり、別の株の試験では差が出ませんでした [3] [7]。BB536 は粉末の試験で鼻水や鼻づまりも軽くなり、ヨーグルトの試験では目だけでした。ただし人数と期間が違うので、形の差とは言い切れません。

選ぶときは、菌株名を見る

商品の表示に、菌種名だけでなく菌株名(BB536・L-92 のような記号)が書かれているかを見ます。書かれていれば、その菌株でスギ花粉症の試験があり、症状が軽くなった結果が出ているかを確かめられます。試験があっても、差が出なかった菌株もあります。試験で使われた形は、ヨーグルト・発酵乳・粉末・カプセルとさまざまです。

ほかの研究では、結果が異なる場合も

菌株を分けず、乳酸菌・ビフィズス菌をまとめた解析は、結果が割れています。大人4901人(RCT68件)では、鼻の症状の合計が平均1.50点軽くなりました [11]。一方、2078人(RCT29件)の解析では、生活の質と鼻の症状は改善しましたが、症状全体と目の症状に差はありませんでした [12]。

菌株ごとにまとめた解析13件・1591人の系統的レビュー(菌株ごとにメタ解析)

調べた二つの菌株はどちらも鼻の症状をはっきりとは減らさず、菌株ごとの試験が足りないとされました [13]。

よく言われていることは本当?

  • 腸の免疫を整えて症状を和らげる根拠は弱いです。 免疫の指標(IgE)が変わらなかったメタ解析が複数ある一方、下がったとする解析もあります [14] [15] [12]。花粉の季節の腸内細菌の変化をおさえた試験もありますが、それが症状を軽くした原因かは確かめられていません [16]。
  • ヨーグルトを習慣にすると少し楽になる研究が足りません。 調べられたのは特定の菌株のヨーグルトや発酵乳の小規模な試験だけで、目の症状だけ軽くなった菌株と、差がなかった菌株があります。市販のふつうのヨーグルトを調べた研究はありません。
  • 薬を減らせる減る結果は出ていません。 65件・3634人の解析で、薬のスコアに差はありませんでした [17]。子どもの解析では抗ヒスタミン薬を使った日数が平均2.88日短い結果もありますが、薬の代わりにはなりません [18]。
  • 菌株で違うある程度本当です。 効いた菌株と、差が出なかった菌株があります。ただし、菌株どうしを直接比べた試験はありません。
  • 花粉の季節の前から飲む研究が足りません。 時期を比べた研究はありません。日本の季節中の試験は、6〜16週間飲んだものです。
  • 酢酸菌が効く研究が足りません。 花粉症などの鼻炎を調べたヒトの試験は、見つかっていません。
  • 食品なので安全おおむね本当です。 重い副作用の報告はありません [8]。

02注意点

乳酸菌をまとめた解析は確実性の高い根拠ではなく、日常的に勧められる段階ではないと結論されています [12]。日本の試験9件は数十人規模で、半数以上は筆頭著者の所属が企業の研究部門です。たとえば NTM048 の試験は、カプセルを毎日2個、花粉が最も多い季節を含む16週間飲みました [5]。重い症状のある人、持病や服薬のある人、妊娠中の人は、医師や薬剤師に相談してください。

処方された薬は、自己判断でやめない

乳酸菌で薬が減るとは言えないので、薬は医師の指示どおりに使ってください。

03まとめ

菌株によっては、花粉症の症状の一部が軽くなる結果があります。
ただし小規模な試験で、差が出なかった菌株もあります。
菌株名が書かれ、その菌株の花粉症の試験があるものを選びましょう。

04よくある質問

Qいつから飲み始めればよいですか?

飲み始める時期を比べた研究は見つかっていません。飲む頻度や、途中でやめた場合を比べた研究もありません。

Q複数の菌を混ぜたものは、より効きますか?

31件の試験を順位づけした解析では、複数の菌を混ぜたものが総合的に良いとされました。ただし菌の種類を直接比べた試験ではありません [[39837158]]。

Q子どもが飲んでも効きますか?

子どもの解析では鼻や目の症状が改善しましたが、鼻炎になるのを防ぐ効果はありませんでした [[39421038]]。

05参照した論文

判定に使った主な論文(18本)

[1]スギ花粉症へのビフィズス菌 BB536 の二重盲検プラセボ対照試験

発表年
2006年
研究機関
日本・企業の研究部門
掲載誌
Clinical and experimental allergy : journal of the British Society for Allergy and Clinical Immunology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
44人
結果の向き
良い方向

スギ花粉症の44人で、BB536 を飲むと鼻水・鼻づまりと症状の合計がプラセボより軽かった。

[2]L-92 で作った発酵乳がスギ花粉症の症状に与える影響

発表年
2005年
研究機関
日本・企業の研究部門
掲載誌
Bioscience, biotechnology, and biochemistry
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
23人
結果の向き
良い方向

社内のボランティア23人で、L-92 の発酵乳を飲むと目の症状と薬のスコアなどが改善した。

[3]2種類の乳酸菌で作った発酵乳のスギ花粉症への効果

発表年
2009年
研究機関
日本・企業の研究部門
掲載誌
International journal of food microbiology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
40人
結果の向き
良い方向

スギ花粉症の40人で、LGG と TMC0356 の発酵乳を10週間飲むと、鼻づまりと症状・薬のスコアがプラセボより低かった。

[4]L. プランタルム No. 14 による季節性アレルギーの改善

発表年
2010年
研究機関
日本・企業の研究部門
掲載誌
Bioscience, biotechnology, and biochemistry
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
良い方向

季節性のアレルギーがある女子学生が No. 14 を6週間飲むと、目の症状と薬のスコアが改善した。

[5]NTM048 がスギ花粉症の鼻の症状を和らげた二重盲検試験

発表年
2023年
研究機関
日本・和歌山県立医科大学
掲載誌
Medicine
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
40人
結果の向き
良い方向

スギ花粉症の40人で、NTM048 のカプセルを飲むと12週目の鼻づまりがプラセボより改善した。

[6]スギ花粉によるアレルギー性鼻炎への乳酸菌の効果

発表年
2007年
研究機関
日本・大阪大学
掲載誌
International archives of allergy and immunology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
差なし

スギ花粉症の人が、ヨーグルトに使われる菌株の一つの発酵乳を8週間飲んでも、鼻と目の症状と薬のスコアはプラセボと差がなかった。

[7]加熱処理した乳酸菌のスギ花粉症への効果

発表年
2009年
研究機関
日本・日本医科大学
掲載誌
Bioscience, biotechnology, and biochemistry
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
差なし

加熱処理した L. ガセリの別の株を花粉の季節に8週間飲んでも、プラセボとはっきりした差はなかった。

[8]アレルギー性鼻炎に対する菌の種類別のネットワークメタ解析

発表年
2025年
研究機関
中国・内モンゴル医科大学
掲載誌
Complementary therapies in clinical practice
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
2,544人
結果の向き
良い方向

RCT31件・2544人で、複数の菌を混ぜたものが総合的に良く、重い副作用の報告はなかった。

[9]BB536 入りヨーグルトがスギ花粉症の症状と血中の免疫物質に与える影響

発表年
2006年
研究機関
日本・企業の研究部門
掲載誌
Journal of investigational allergology & clinical immunology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
40人
結果の向き
結果が割れている

スギ花粉症の40人で、BB536 入りヨーグルトは目の症状を和らげたが、鼻の症状は有意な差がなかった。

[10]花粉を浴びる専用の部屋で調べたビフィズス菌のスギ花粉症への効果

発表年
2007年
研究機関
日本・企業の研究部門
掲載誌
Allergology international : official journal of the Japanese Society of Allergology
研究の種類
ランダム化比較試験(クロスオーバー)参加者が順番を変えながら複数の条件を体験し、結果を比べる試験。
対象
24人
結果の向き
良い方向

スギ花粉症の24人が専用の部屋で花粉を浴びた試験で、BB536 を飲んだ期間は目の症状がプラセボより軽かった。

[11]アレルギー性鼻炎に対するプロバイオティクスのネットワークメタ解析

発表年
2026年
研究機関
ベトナム・ハノイ医科大学
掲載誌
American journal of rhinology & allergy
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
4,901人
結果の向き
良い方向

大人4901人(RCT68件)で、鼻の症状の合計がプラセボより平均1.50点軽かった。

[12]アレルギー性鼻炎に対するプロバイオティクスの最新のメタ解析

発表年
2026年
研究機関
中国・中国医科大学附属第一病院
掲載誌
BMC immunology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
2,078人
結果の向き
結果が割れている

2078人(RCT29件)で、生活の質と鼻の症状は改善したが、症状全体と目の症状には差がなかった。

[13]菌株ごとに調べたアレルギー性鼻炎へのプロバイオティクスのメタ解析

発表年
2022年
研究機関
イラン・国立遺伝子工学・バイオテクノロジー研究所
掲載誌
American journal of rhinology & allergy
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
1,591人
結果の向き
差なし

13件・1591人のレビューで、菌株ごとにまとめた解析では、調べた二つの菌株とも鼻の症状をはっきりとは減らさなかった。

[14]The Efficacy and Safety of Probiotics for Allergic Rhinitis: A Systematic Review and Meta-Analysis.

発表年
2022年
研究機関
中国・成都中医薬大学附属病院
掲載誌
Frontiers in immunology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究28件を統合
結果の向き
良い方向

28件の研究で、アレルギー性鼻炎の症状がプラセボより少し軽くなり(標準化平均差-0.29)、生活の質も改善した。ただし研究ごとのばらつきが大きく、勧めるときは慎重にと結論

[15]アレルギー性鼻炎に対するプロバイオティクスの系統的レビューとメタ解析

発表年
2015年
研究機関
アメリカ・ヴァンダービルト大学
掲載誌
International forum of allergy & rhinology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
1,919人
結果の向き
結果が割れている

1919人(研究23件)で、生活の質は改善したが、鼻炎の症状の合計には差がなかった。

[16]スギ花粉症の人の腸内細菌に対する BB536 の影響

発表年
2007年
研究機関
日本・企業の研究部門
掲載誌
Journal of medical microbiology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
44人
結果の向き
良い方向

BB536 を飲むと、花粉の季節に増える腸内細菌の変化がおさえられた。

[17]アレルギー性鼻炎に対するプロバイオティクスなどのメタ解析

発表年
2023年
研究機関
中国・中国医科大学附属盛京病院
掲載誌
Phytomedicine : international journal of phytotherapy and phytopharmacology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
3,634人
結果の向き
良い方向

65件・3634人で、鼻の症状と生活の質は改善したが、薬のスコアには有意な差がなかった。

[18]子どものアレルギー性鼻炎に対するプロバイオティクスのメタ解析

発表年
2022年
研究機関
中国・陸軍軍医大学第二附属病院
掲載誌
International journal of pediatric otorhinolaryngology
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究26件を統合
結果の向き
良い方向

子どものRCT26件で、抗ヒスタミン薬を使った日数が平均2.88日短く、明らかな副作用はなかった。

ほかに参考にした論文(31本)

判定「効く」は、公開している評価方法に沿ってプログラムが算出しています。