赤ちゃんの保湿でアトピーは予防できる?

赤ちゃんの保湿でアトピーは予防できる?
読了目安 6〜8分最終更新日 2026.11.01
答え効かない

全体では効きません。なりやすい赤ちゃんで減った研究はあります。

根拠

生後すぐから保湿した7件・3075人の試験をまとめたコクランの解析では、1〜3歳で湿疹になる割合はほぼ同じでした(リスク比1.03)[1]。イギリスの大きな試験でも、2歳で湿疹があった割合は保湿群23%、しない群25%でした [2]。一方、家族にアトピーがあるなどの「なりやすい赤ちゃん」に絞った解析では、なる割合が下がっていました(リスク比0.64)[3]。根拠の確かさは低めです。結果がそろっておらず、ばらつきが大きいためです。

この答えの範囲

生後すぐから毎日塗る「予防」の話です。すでに出た湿疹の治療や、乾燥した肌のお手入れが不要という意味ではありません。

じゃあ、どうする?

アトピー予防のために、無理に毎日塗る必要はありません。家族にアトピーやアレルギーがある場合は、保湿を始めるかどうかを小児科で相談してください。塗るなら、毎日ではなく肌の乾燥に応じて必要なときに塗る使い方を著者が提案した試験もあります [4]。保湿剤で皮膚の感染症が少し増えるため、赤みやただれが出たら、小児科か皮膚科へ。

この記事は、成分や方法について公開されている研究を整理したものです。特定の商品の効果を評価したものではなく、個別の診断・治療の助言でもありません。

根拠の確かさ

エビデンス強度研究の種類・数・結果のそろい方から、根拠の確かさを「高い・中程度・低い・限定的」の4段階で示します。低い
根拠の論文判定に使った論文の数です。まとめ論文 (多くの試験を集めたもの) も 1 本と数えます。16 本
研究間の一致研究どうしの結果が、同じ方向にそろっているかを示します。一部で結果が異なる
判定の内訳を見る(スコア 64 / 100)
項目点配点何を見るか
研究デザイン4040いちばん信頼できる研究の種類
研究の量17.620研究件数と参加人数
一致度13.525結果の向きがそろっているか
新しさ1010最新の研究が何年以内か
精度25信頼区間が「差なし」をまたがないか

合計 83.1 点を、エビデンス強度 C の範囲(30〜64 点)に収めて、スコアは 64 点です。 判定に使った研究は、ランダム化比較試験 2 本・RCT のメタ解析 4 本・観察研究 1 本。 論文の著者自身による確実性の評価は「低い」で、これを強度の上限にしています。

配点の決まりは 評価方法について に公開しています。計算はプログラムが行い、広告や商品のデータは使いません。

赤ちゃんの保湿とは

赤ちゃんの保湿とは、生まれてすぐから毎日、全身に保湿剤を塗って肌の水分を守るスキンケアです。アトピー性皮膚炎(かゆみのある湿疹を繰り返す皮膚の病気)を防ぐ目的で行われ、ワセリンやクリーム、乳液タイプなどがあります。研究では、生後3週ごろまでに始めて毎日塗る方法がよく調べられています。注意点は、塗っている間に皮膚の感染症が少し増えることです。

目次
  1. 01研究でわかったこと
  2. 02注意点
  3. 03まとめ
  4. 04よくある質問
  5. 05参照した論文

01研究でわかったこと

答えの中心は、イギリスのインペリアル・カレッジ・ロンドンなどの研究チームが2022年に発表したコクランレビューです [1]。コクランレビューとは、世界中の比較試験を集めて結果を整理する方法です。赤ちゃんのスキンケアを調べた試験を、参加者一人ひとりのデータでまとめています。リスク比とは、保湿した群のなる割合を、しない群の割合で割った数字です。1なら差がなく、1より小さいと減ったことを表します。

研究の種類赤ちゃんのスキンケアを調べた比較試験のコクランレビュー
対象生後3週までの赤ちゃん(7件・3075人)
比べたもの保湿剤などのスキンケアを始めた赤ちゃんと、ふつうのケアの赤ちゃん
結果1〜3歳までに湿疹になる割合はほとんど変わらなかった(リスク比1.03)
まとめて分析した結果赤ちゃん3075人の試験をまとめると、保湿しても湿疹になる割合はほとんど変わりませんでした(リスク比1.03)[1]。

なりやすさ(家族歴)や始めた時期で、効果は変わりませんでした。確実性は中程度です。

イギリスの BEEP 試験は、アトピーなどの家族がいる赤ちゃん1394人に、1年間毎日保湿しました。2歳で湿疹があった割合は、保湿群23%、しない群25%でした [2]。5歳まで追うと診断された割合は31%と28%で、差はありませんでした [5]。ノルウェー・スウェーデンの試験(一般の赤ちゃん2397人)でも、1歳までのアトピー性皮膚炎は減りませんでした [6]。

ほかの研究では、結果が異なる場合も

家族にアトピーやアレルギーがある「なりやすい赤ちゃん」に絞ると、なる割合が下がったという結果があります。

  • 中国の新疆ウイグル自治区人民医院などの解析(11件):なりやすい赤ちゃんでリスク比0.64 [3]
  • インドの全インド医科大学リシケシなどの解析:なりやすい赤ちゃん1988人(11件)でリスク比0.74。健康な赤ちゃん1408人(2件)では差なし(リスク比1.29)[7]
  • 日本の国立成育医療研究センターの試験(118人):生後32週まで毎日塗ると、約32%少なくなりました [8]
  • アメリカ・イギリスの試験(124人):生後6か月までのアトピー性皮膚炎が半分に減りました(リスク比0.50)[9]
生後8週まで1日2回塗った試験(STOP-AD)アイルランドの、なりやすい赤ちゃん321人(保湿群161人・対照群160人)

1歳までにアトピー性皮膚炎になった割合は32.8%で、塗らなかった群の46.4%より低くなりました(リスク比0.707)。ただし途中で抜けた人が保湿群41人、対照群20人と偏っていました [10]。

一方で、同じ「なりやすい赤ちゃん」でも、BEEP 試験(1394人)やシンガポールの200人の試験では減りませんでした [11]。コクランの解析でも、なりやすさで効果は変わっていません。

10件の試験をまとめた2022年の解析では、はっきり減らず(リスク比0.84)、保湿を最後まで続けた6件ではリスク比0.59と低くなっていました。著者は、予防というより発症を遅らせている可能性を挙げています [12]。

アメリカ皮膚科学会の2026年のガイドラインは、保湿のスキンケアを「条件付きで勧める」としています。強い推奨ではありません [13]。

赤ちゃん全体では防げません。なりやすい赤ちゃんでは、減るかどうかの結果が割れていて、決着していません。

よく言われていることは本当?

  • 生まれてすぐから毎日保湿すると、アトピー性皮膚炎を3割ほど防げるほぼウソです。 約32%少なかったのは日本の118人の試験で、3075人のまとめでは差が出ていません [8] [1]。
  • 家族にアトピーがある(なりやすい)赤ちゃんには、特に保湿が効く半分本当です。 減ったとする解析はありますが、1394人の BEEP 試験では差がありませんでした [3] [2]。
  • 肌のバリアを保湿で守ると、食物アレルギーも防げるウソです。 減ったとする研究は見つかっていません。コクランは、保湿で食物アレルギーが増えた可能性を示しています(リスク比2.53。調べた試験は1件・976人で、差ははっきりせず、確実性は低い)[1]。BEEP 試験の5歳までの追跡では差がありませんでした [5]。一般の赤ちゃん2397人の試験でも、3歳の食物アレルギーは保湿で減りませんでした [14]。
  • 保湿は1日2回がよい(1日1回では足りない)根拠は弱いです。 日本の60人の試験で、アトピーになった割合は1日2回の群55%、1日1回の群25%と、2回のほうが多めでした [15]。
  • 保湿でぜんそく・花粉症などアレルギー全般も防げるほぼウソです。 BEEP 試験の5歳までの追跡で、ぜんそく・花粉症に差はありませんでした [5]。
  • 乾燥や乳児湿疹を防ぐ・肌のバリアを整える根拠は弱いです。 健康な新生児の肌の乾燥は減る傾向でしたが(リスク比0.74)、不確かです [7]。肌の水分や水分の逃げ方に差がなかった試験もあります [16]。

02注意点

保湿剤を塗っている期間は、皮膚の感染症が増えていました。6件・2728人のまとめで、リスク比1.33、1000人あたり17人多い結果です。確実性は中程度です [1]。BEEP 試験でも、1年目の皮膚の感染症は1人あたり保湿群0.23回、しない群0.15回でした [2]。塗った赤ちゃんがすべって落ちかける事故(リスク比1.42)やしみる反応(リスク比2.24)も多めでしたが、はっきりした差ではありませんでした。

研究で使われた塗り方は、生後8週まで1日2回 [10]、1年間毎日 [2] などです。食物アレルギーは、保湿で増えた可能性が示されているため、予防を目的に塗る場合は小児科に相談してください。湿疹が出たとき、広がるとき、ジュクジュクするときは、自己判断せず、小児科か皮膚科の医師に相談してください。

湿疹が出たら、予防ではなく治療の話になります

保湿剤の種類や塗る量は、小児科・皮膚科で相談してから決めてください。

03まとめ

赤ちゃん全体では、保湿でアトピーを防げるという結果は得られていません。
家族にアトピーやアレルギーがある赤ちゃんでは減ったとする研究もありますが、大きな試験では差が出ていません。
予防のために無理に毎日塗るより、肌の様子を見て、湿疹が出たら小児科か皮膚科へ相談しましょう。

04よくある質問

Q保湿剤は何を選べばいいですか?

研究で使われたのは、クリームや植物の油、乳液タイプなどです [[35871408]]。種類を比べた解析では、乳液タイプが最も良いとされましたが、種類の優劣は確かめられたとは言えません [[36415973]]。ワセリンの働きは[ワセリンで乾燥肌は良くなる?](/evidence/petrolatum-dry-skin)で扱っています。

Q保湿をしないと、アトピーになりやすくなりますか?

BEEP 試験では、毎日保湿した群の23%、しなかった群の25%が2歳で湿疹がありました。保湿しなくても、割合はほぼ同じでした [[32087126]]。

Qいつまで塗ればいいですか?

研究によって、生後8週まで [[35997592]]、生後32週まで [[25282564]]、1年間 [[32087126]] とまちまちです。予防に必要な期間は確かめられていません。

Q食物アレルギーを防ぐ方法はありますか?

保湿では防げませんでした。生後3か月から卵・牛乳・ピーナッツ・小麦を食べさせ始めた群では、食物アレルギーが減ったという試験があります [[35753340]]。進め方は小児科で相談してください。

05参照した論文

判定に使った主な論文(17本)

[1]赤ちゃんのスキンケアによる湿疹と食物アレルギーの予防

発表年
2022年
研究機関
イギリス・インペリアル・カレッジ・ロンドン
掲載誌
The Cochrane database of systematic reviews
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
3,075人
結果の向き
差なし

赤ちゃん3075人(7件の試験)で、保湿しても1〜3歳までに湿疹になる割合はほとんど変わりませんでした(リスク比1.03)。

[2]毎日の保湿が湿疹を防ぐかを調べた BEEP 試験

発表年
2020年
研究機関
イギリス・ノッティンガム大学
掲載誌
Lancet (London, England)
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
1,394人
結果の向き
差なし

なりやすい新生児1394人で、1年間毎日保湿しても、2歳で湿疹があった割合は23%と25%でほぼ同じでした。

[3]アトピーになりやすい赤ちゃんで、保湿剤の種類ごとにアトピー予防を比べたメタ解析

発表年
2023年
研究機関
中国・新疆ウイグル自治区人民医院
掲載誌
Journal of the European Academy of Dermatology and Venereology : JEADV
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究11件を統合
結果の向き
良い方向

アトピーになりやすい赤ちゃんでは、早くから保湿剤を塗るとアトピー性皮膚炎になる割合が下がっていました(リスク比0.64)。

[4]タイの新生児で、生まれてすぐの保湿とアトピー予防を調べた試験

発表年
2022年
研究機関
タイ・コンケン大学
掲載誌
Journal of the European Academy of Dermatology and Venereology : JEADV
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
良い方向

タイのなりやすい新生児で、保湿剤を使うと生後6か月までのアトピー性皮膚炎が減りました(リスク比0.39)。あせもやとびひの疑いは保湿した群で多くなりました。

[5]BEEP 試験の5歳までの追跡結果

発表年
2023年
研究機関
イギリス・ノッティンガム大学
掲載誌
Allergy
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
1,394人
結果の向き
差なし

1〜5歳にアトピー性皮膚炎と診断された割合は、保湿した群31%、しなかった群28%で、差はありませんでした。

[6]一般の赤ちゃんでの保湿と早い食物導入を調べた PreventADALL 試験

発表年
2020年
研究機関
ノルウェー・オスロ大学病院
掲載誌
Lancet (London, England)
研究の種類
ランダム化比較試験(クラスター)学校や病院などの単位でくじ引きのように分け、結果を比べる試験。
対象
2,397人
結果の向き
差なし

一般の赤ちゃん2397人で、保湿をしても1歳までのアトピー性皮膚炎は減りませんでした。

[7]健康な新生児への保湿剤の系統的レビュー

発表年
2022年
研究機関
インド・全インド医科大学リシケシ
掲載誌
Journal of global health
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
5,643人
結果の向き
結果が割れている

健康な赤ちゃん1408人では予防効果はほとんど無く(リスク比1.29)、なりやすい赤ちゃん1988人(11件)では下がっていました(リスク比0.74)。

[8]新生児への保湿剤がアトピー発症を防ぐかを調べた日本の試験

発表年
2014年
研究機関
日本・国立成育医療研究センター
掲載誌
The Journal of allergy and clinical immunology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
118人
結果の向き
良い方向

なりやすい新生児118人で、生後32週まで毎日塗ると、アトピー性皮膚炎・湿疹になった赤ちゃんが約32%少なくなりました。

[9]生まれてすぐの保湿が肌のバリアを高め、アトピーを防ぐかを調べた試験

発表年
2014年
研究機関
アメリカ・オレゴン健康科学大学
掲載誌
The Journal of allergy and clinical immunology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
124人
結果の向き
良い方向

なりやすい新生児124人で、生後3週以内から毎日全身に塗ると、生後6か月までのアトピー性皮膚炎が半分に減りました(リスク比0.50)。

[10]なりやすい赤ちゃんに、生後すぐ短期間の保湿を調べた STOP-AD 試験

発表年
2023年
研究機関
アイルランド・ユニバーシティ・カレッジ・コーク
掲載誌
Allergy
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
321人
結果の向き
良い方向

なりやすい赤ちゃん321人で、生後8週まで1日2回塗ると、1歳までのアトピー性皮膚炎は32.8%と、塗らなかった群の46.4%より低くなりました。

[11]アトピーになりやすい赤ちゃんに生まれてすぐ保湿する試験

発表年
2021年
研究機関
シンガポール・KK女性小児病院
掲載誌
The Australasian journal of dermatology
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
200人
結果の向き
差なし

シンガポールのなりやすい赤ちゃん200人で、生後2週以内から保湿しても、12か月までのアトピー性皮膚炎は減りませんでした。

[12]乳児期の保湿剤とアトピー予防のメタ解析

発表年
2022年
研究機関
シンガポール・シンガポール国立大学
掲載誌
Allergy
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究10件を統合
結果の向き
差なし

生後6週までに保湿剤を始めた10件の試験をまとめると、アトピー性皮膚炎になる割合ははっきりとは減りませんでした(リスク比0.84)。

[13]子どものアトピー性皮膚炎の一次予防の診療ガイドライン

発表年
2026年
研究機関
アメリカ・ワシントン大学
掲載誌
Journal of the American Academy of Dermatology
研究の種類
システマティックレビュー関連する研究を決まった方法で集め、結果を整理した研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

アメリカ皮膚科学会のガイドラインは、保湿のスキンケアを「条件付きで勧める」としています。

[14]一般の赤ちゃんで食べ物を生後3か月から始めるPreventADALL試験

発表年
2022年
研究機関
ノルウェー・オスロ大学病院
掲載誌
Lancet (London, England)
研究の種類
ランダム化比較試験(クラスター)学校や病院などの単位でくじ引きのように分け、結果を比べる試験。
対象
2,397人
結果の向き
差なし

一般の赤ちゃん2397人で、保湿をしても3歳の食物アレルギーは減りませんでした(オッズ比1.3)。

[15]保湿剤の種類と回数でアトピー予防を比べた日本の PAF 試験

発表年
2023年
研究機関
日本・国立成育医療研究センター
掲載誌
Journal of the European Academy of Dermatology and Venereology : JEADV
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
60人
結果の向き
差なし

なりやすい新生児60人で、1日2回塗った群の55%、1日1回の群の25%がアトピー性皮膚炎になりました。

[16]アトピーになりやすい子へ早く保湿剤を使うドイツの小さな試験

発表年
2023年
研究機関
ドイツ・シュレスヴィヒ・ホルシュタイン大学病院
掲載誌
Acta dermato-venereologica
研究の種類
ランダム化比較試験参加者をくじ引きのように分け、条件の違いによる結果を比べる試験。
対象
50人
結果の向き
差なし

なりやすい新生児50人で、1歳まで毎日保湿剤を塗った群の28%、塗らなかった群の24%がアトピー性皮膚炎になり、差はありませんでした。

乳児のアトピー予防への保湿剤の効果のメタ解析

発表年
2022年
研究機関
中国・淄博市中心医院
掲載誌
Dermatology (Basel, Switzerland)
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究9件を統合
結果の向き
差なし

乳児期早期の保湿剤の試験9件をまとめると、アトピー性皮膚炎になる割合の差ははっきりしませんでした(オッズ比0.7)。

ほかに参考にした論文(4本)

判定「効かない」は、公開している評価方法に沿ってプログラムが算出しています。