母乳で育った子は頭が良くなる?

母乳で育った子は頭が良くなる?
読了目安 5〜7分最終更新日 2026.11.06
答え

母乳で育った子は、学業や教育年数が高い傾向と関連しています。IQの差は、家庭の条件をそろえると小さくなります。

根拠

IQは、母乳で育った人が平均3.44点高いというメタ解析がある一方 [1]、母親のIQなどをそろえると差は0.52点に縮む研究があります [2]。くじで分けた試験でも、全体のIQの差ははっきりしませんでした [3]。学業や教育年数は、母乳を長く飲んだ人ほど高い傾向と関連しています [4]。問題行動に差は見られません [5]。根拠の確かさは低めです。ほとんどが観察研究で、家庭の条件を除ききれないためです。

この答えの範囲

正期産で生まれた健康な子で確かめた結果です。早産で生まれた子の研究と、母乳の成分の研究は、本文にまとめています。

じゃあ、どうする?

知能のために母乳か粉ミルクかを選ぶ必要はありません。母乳には感染症を減らすなど、別の利点があります [6]。母乳が出ない、続けられない事情があっても、粉ミルクで育った子の頭の働きが劣るとは研究で示されていません。不安は小児科や助産師に相談を。

この記事は、成分や方法について公開されている研究を整理したものです。特定の商品の効果を評価したものではなく、個別の診断・治療の助言でもありません。

根拠の確かさ

エビデンス強度研究の種類・数・結果のそろい方から、根拠の確かさを「高い・中程度・低い・限定的」の4段階で示します。限定的
根拠の論文判定に使った論文の数です。まとめ論文 (多くの試験を集めたもの) も 1 本と数えます。17 本
研究間の一致研究どうしの結果が、同じ方向にそろっているかを示します。結果は混在
判定の内訳を見る(スコア 39 / 100)
項目点配点何を見るか
研究デザイン4040いちばん信頼できる研究の種類
研究の量2020研究件数と参加人数
一致度11.625結果の向きがそろっているか
新しさ1010最新の研究が何年以内か
精度25信頼区間が「差なし」をまたがないか

合計 83.6 点を、エビデンス強度 D の範囲(5〜39 点)に収めて、スコアは 39 点です。 判定に使った研究は、ランダム化比較試験 2 本・その他のヒトの研究 1 本・RCT のメタ解析 1 本・観察研究 10 本。

配点の決まりは 評価方法について に公開しています。計算はプログラムが行い、広告や商品のデータは使いません。

母乳育児と頭の働きとは

母乳育児は、赤ちゃんに母乳を飲ませて育てることです。感染症の予防などの利点が知られていて [6]、頭の働きや学業にも良いと言われてきました。母乳に含まれる脂肪酸のDHAが脳の発達を助ける、という説明もよく見ます。注意点は、母乳で育てる家庭と粉ミルクで育てる家庭では、母親の学歴や家庭の経済状況が違いやすく、単純には比べられないことです。

目次
  1. 01研究でわかったこと
  2. 02注意点
  3. 03まとめ
  4. 04よくある質問
  5. 05参照した論文

01研究でわかったこと

IQの差は、家庭の条件をそろえると小さくなる

答えの中心は、ブラジルのペロタス連邦大学などの研究チームが2015年に発表したメタ解析です [1]。メタ解析とは、似た研究の結果を集めて数字を合わせる方法です。知能検査を調べた17件の観察研究がまとめられました。

研究の種類知能検査を調べた観察研究のメタ解析
対象母乳で育った人とそうでない人(17件)
比べたものIQの点数
結果母乳で育った人は平均3.44点高い。母親のIQを考慮した研究に限ると2.62点に縮んだ
メタ解析の結果母乳で育った人は、IQが平均3.44点高い結果でした。

母親のIQを考慮した研究に限ると、差は2.62点に縮みました [1]。

家庭の条件をそろえるほど、差は小さくなります。米国の子ども5,475人を調べた研究では、調整前は約4点あった差が、母親のIQなどを考慮すると0.52点になり、はっきりした差ではなくなりました [2]。84件の研究を調べた系統的レビューも、報告されている差の多くは母親のIQや家庭の経済状況によるものだと結論しています [7]。

差が残る研究と、消える研究

結果は割れています。

差が残った研究:

  • ブラジルで30歳まで追った3,493人では、母乳を12か月以上飲んだ人は1か月未満の人よりIQが3.76点高い結果でした。この地域は、家庭の経済状況で母乳の期間がほとんど違わない場所です [4]
  • 米国のきょうだい同士の比較では、健康面の差は消えましたが、認知能力との関連だけ残りました [8]

差が消えた研究:

  • アイルランドの約8000家庭で、家庭の条件をそろえると、5歳時点の語彙や認知能力に母乳による差はありませんでした [9]
  • 英国の双子11,582人を2歳から16歳まで追った研究では、その後のIQの伸びとの関連はありませんでした [10]

ほかの研究では、結果が異なる場合も

くじで分ける試験は、家庭の条件の違いを除けます。ベラルーシの31の産科病院を、母乳育児の支援をする群と通常のケアの群に分けた試験では、6.5歳の言語性IQだけが7.5点高く、全体のIQ(5.9点)の差ははっきりしませんでした [3]。16歳で調べ直しても、全体の認知機能に差はなく、言語の得点だけがわずかに高い結果でした [11]。

差がなかった試験ウガンダとブルキナファソで、母乳だけで育てる支援を受けた群の子どもの5〜8歳の認知能力。

支援群と比べた群の差はありませんでした [12]。ほとんどの子が母乳を飲んでいたため、差が薄まった可能性があると著者は述べています。

学校の成績や学歴は、関連が見られる

学業や教育年数は、母乳を長く飲んだ人ほど高い傾向と関連しています。

  • ブラジルの30歳までの追跡で、母乳を12か月以上飲んだ人は教育を受けた年数が0.91年長い結果でした [4]
  • 英国の子どもで、母乳を6か月以上飲んだ子は16歳の全国試験で高い成績を取る見込みが1.72倍でした [13]
  • ベラルーシの試験では、6.5歳のときに先生がつけた読み書きの評価が高い結果でした [3]

一方、ウガンダとブルキナファソの試験では算数と読みのテストに差がありませんでした [12]。この項目の研究も大半は観察研究で、家庭の条件を完全には除けていません。IQと同じように、母乳そのものの影響かどうかは言い切れません。

問題行動は、差が見られない

ベラルーシの試験では、6.5歳の問題行動に母親の評価でも先生の評価でも差がありませんでした [5]。観察研究10件・69,621人のメタ解析では、母乳で育った子の問題行動のオッズ比は0.66と低めでしたが、追跡研究だけに限ると関連ははっきりしませんでした [14]。日本の5歳の子ども1,198人でも関連は見られていません [15]。

よく言われていることは本当?

  • 母乳で育った子はIQが高くなる条件によります。 差は研究によって違い、家庭の条件をそろえると小さくなります [2] [3]。根拠の確かさは低めです。
  • 母乳で育つと学校の成績や学歴が高くなる関連は見られます。 ブラジルの追跡では教育年数が0.91年長く、月収も高い結果でした [4]。ただし観察研究が中心です。
  • 母乳で育った子は問題行動が少ない差は見られません。 くじで分けた試験で差がありませんでした [5]。
  • 母乳のDHAなどが脳の発達を助ける研究が足りません。 母乳の成分だけを比べたヒトの研究は見つかっていません。DHAなどを加えた粉ミルクと普通の粉ミルクを比べた4件・661人の試験では、18か月の発達に差がありませんでした [16]。
  • 差は母親の学歴や家庭環境によるもので、母乳の効果ではない一部は本当です。 差の多くは家庭の条件で説明されますが [7]、条件をそろえても小さな差が残る研究もあります [8]。

02注意点

早産で生まれた赤ちゃんは別の話です。早産児では、母乳を飲んだ群のほうが長期の認知の点数が高く、神経発達の障害も少ない結果でした [17]。ここまでの結果は、正期産の健康な子にあてはまります。母乳が出ない、続けるのがつらいなどの事情がある人は、小児科の医師や助産師に相談してください。母乳の赤ちゃんに必要な栄養は、母乳の赤ちゃんにビタミンDのサプリは必要? で扱っています。

差は小さく、家庭の条件で大きく変わります

母乳の期間が長いほど良い、という単純な話ではなく、粉ミルクの子を心配する必要もありません。

03まとめ

母乳で育った子は、学業や教育年数が高い傾向と関連しています。
IQの差は、母親のIQなど家庭の条件をそろえるほど小さくなり、問題行動に差は見られません。
頭の働きのために母乳か粉ミルクかを選ぶ必要はなく、ご家庭に合う方法で続けましょう。

04よくある質問

Q粉ミルクで育てると頭が悪くなりますか?

研究では、そう示されていません。家庭の条件をそろえると、IQの差は小さくなるか、はっきりしなくなります [[17020911]]。

Q母乳は長く飲ませるほどよいですか?

ブラジルの追跡では12か月以上の人でIQや教育年数が高い結果でした [[25794674]]。ただし、ベラルーシの試験で母乳だけの期間が3か月の子と6か月の子を比べても、6.5歳のIQに差はありませんでした [[19710187]]。

Q母乳のDHAは脳に良いのですか?

母乳の成分だけを比べたヒトの研究は見つかっておらず、研究では確かめられていません。

05参照した論文

判定に使った主な論文(22本)

[1]母乳育児と知能の関係を調べた観察研究のメタ解析

発表年
2015年
研究機関
ブラジル・ペロタス連邦大学
掲載誌
Acta paediatrica (Oslo, Norway : 1992)
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
研究17件を統合
結果の向き
良い方向

知能検査を調べた17件で、母乳で育った人はIQが平均3.44点高く、母親のIQを考慮すると2.62点に縮みました。

[2]母乳育児と知能の関連は母親の知能で説明できるか

発表年
2006年
研究機関
イギリス・MRC社会公衆衛生科学ユニット
掲載誌
BMJ (Clinical research ed.)
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
5,475人
結果の向き
差なし

米国の子ども5,475人で、母親のIQなどを考慮すると差は0.52点で、はっきりしなくなりました。

[3]母乳育児の支援が6.5歳の知能に与える影響(くじ引き試験)

発表年
2008年
研究機関
カナダ・マギル大学
掲載誌
Archives of general psychiatry
研究の種類
ランダム化比較試験(クラスター)学校や病院などの単位でくじ引きのように分け、結果を比べる試験。
対象
13,889人
結果の向き
結果が割れている

言語性IQが7.5点高かった一方、全体のIQ(5.9点)の差ははっきりしませんでした。

[4]母乳の期間と30歳の知能・学歴・収入(ブラジルの出生コホート)

発表年
2015年
研究機関
ブラジル・ペロタス連邦大学
掲載誌
The Lancet. Global health
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
3,493人
結果の向き
良い方向

3,493人を30歳まで追うと、12か月以上の人は教育年数が0.91年長く、月収も高い結果でした。

[5]母乳育児の支援と6.5歳の行動(くじ引き試験の追跡)

発表年
2008年
研究機関
カナダ・マギル大学
掲載誌
Pediatrics
研究の種類
ランダム化比較試験(クラスター)学校や病院などの単位でくじ引きのように分け、結果を比べる試験。
対象
13,889人
結果の向き
差なし

母親の評価でも先生の評価でも、問題行動に差はありませんでした。

[6]母乳育児の長期的な効果のメタ解析(Lancetシリーズ)

発表年
2016年
研究機関
ブラジル・ペロタス連邦大学
掲載誌
Lancet (London, England)
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

感染症の予防などとともに、知能の上昇が挙げられています。

[7]母乳育児と子どもの認知発達の系統的レビュー

発表年
2013年
研究機関
カナダ・トロント小児病院
掲載誌
BMJ open
研究の種類
システマティックレビュー関連する研究を決まった方法で集め、結果を整理した研究。
対象
研究84件を統合
結果の向き
結果が割れている

84件の研究のうち、調整すると差が消えたものが18件、小さくなったものが17件でした。

[8]母乳育児と思春期の健康・認知能力(きょうだい比較)

発表年
2005年
研究機関
アメリカ・ミルズ大学
掲載誌
Health services research
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
16,903人
結果の向き
良い方向

きょうだい2,734組で、健康面の差はほぼ消えましたが、認知能力との関連だけ残りました。

[9]母乳育児と3歳・5歳の認知と行動(アイルランドの調査)

発表年
2017年
研究機関
Girard LCほかの研究チーム
掲載誌
Pediatrics
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
—
結果の向き
差なし

約8000家庭で、条件をそろえると5歳の語彙・認知能力に差はありませんでした。

[10]母乳育児と2〜16歳のIQの伸び(英国の双子の追跡)

発表年
2015年
研究機関
イギリス・ロンドン大学ゴールドスミス校
掲載誌
PloS one
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
11,582人
結果の向き
差なし

双子11,582人で、IQの伸びと母乳との関連はありませんでした。

[11]母乳育児の支援と16歳の認知機能(くじ引き試験の追跡)

発表年
2018年
研究機関
カナダ・マギル大学
掲載誌
PLoS medicine
研究の種類
ランダム化比較試験(クラスター)学校や病院などの単位でくじ引きのように分け、結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
結果が割れている

13,557人で、全体の認知機能に差はなく、言語の得点だけがわずかに高い結果でした。

[12]母乳だけで育てる支援と5〜8歳の認知・行動(くじ引き試験の追跡)

発表年
2018年
研究機関
ウガンダ・マケレレ大学
掲載誌
PloS one
研究の種類
ランダム化比較試験(クラスター)学校や病院などの単位でくじ引きのように分け、結果を比べる試験。
対象
—
結果の向き
差なし

ウガンダとブルキナファソで、認知能力や算数と読みのテストに差はありませんでした。

[13]母乳育児と16歳の全国試験の成績(英国の出生コホート)

発表年
2019年
研究機関
ドイツ・Straub Nほかの研究チーム
掲載誌
The British journal of nutrition
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

母乳を6か月以上飲んだ子は、高い成績を取る見込みが1.72倍でした。

[14]母乳育児と子どもの問題行動の観察研究のメタ解析

発表年
2026年
研究機関
中国・山西中医薬大学
掲載誌
Frontiers in pediatrics
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
69,621人
結果の向き
良い方向

10件・69,621人で、問題行動のオッズ比は0.66でしたが、追跡研究だけでははっきりしませんでした。

[15]母乳の期間と5歳の情緒・行動(日本の出生コホート)

発表年
2024年
研究機関
日本・愛媛大学
掲載誌
Annals of epidemiology
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
1,198人
結果の向き
差なし

日本の5歳の子ども1,198人で、母乳の期間と情緒・行為・多動・友だち関係の問題に関連はありませんでした。

[16]DHAなどを加えた粉ミルクと普通の粉ミルクを比べた試験のメタ解析

発表年
2017年
研究機関
オーストラリア・キング・エドワード記念女性病院
掲載誌
The Cochrane database of systematic reviews
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
—
結果の向き
差なし

4件・661人で、18か月の発達の点数に差はありませんでした。

[17]早産児の母乳育児と長期の神経発達のメタ解析

発表年
2024年
研究機関
中国・Zhang Rほかの研究チーム
掲載誌
Frontiers in public health
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
—
結果の向き
良い方向

早産の赤ちゃんでは、母乳を飲んだ群のほうが長期の認知の点数が高い結果でした。

Impact of the Duration of Breastfeeding on the Intelligence of Children: A Systematic Review with Network Meta-Analysis.

発表年
2021年
研究機関
中国・Hou Lほかの研究チーム
掲載誌
Breastfeeding medicine : the official journal of the Academy of Breastfeeding Medicine
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
12,316人
結果の向き
良い方向

15件・12,316人をまとめると、母乳で育った子は知能検査の点数が、一度も母乳を飲まなかった子の1.04倍だった。6か月を超えて続けた子では1.06倍

A summary of the Agency for Healthcare Research and Quality's evidence report on breastfeeding in developed countries.

発表年
2009年
研究機関
アメリカ・Ip Sほかの研究チーム
掲載誌
Breastfeeding medicine : the official journal of the Academy of Breastfeeding Medicine
研究の種類
システマティックレビュー・メタ解析関連する試験を決まった方法で集め、結果をまとめて分析した研究。
対象
—
結果の向き
差なし

米国の医療研究品質庁 (AHRQ) の先進国の研究のまとめでは、正期産の子どもで母乳と認知能力 (知能) の関連は見られなかった

Breastfeeding Duration and Child Development.

発表年
2025年
研究機関
イスラエル・Goldshtein Iほかの研究チーム
掲載誌
JAMA network open
研究の種類
その他の研究上のどれにも当てはまらない研究。
対象
570,532人
結果の向き
良い方向

イスラエルの大規模な調査で、きょうだい同士で比べても、6か月以上母乳を飲んだ子は、言葉・社会性・運動の発達の節目の遅れが少なかった (オッズ比0.91)

Is breast truly best? Estimating the effects of breastfeeding on long-term child health and wellbeing in the United States using sibling comparisons.

発表年
2014年
研究機関
アメリカ・Colen CGほかの研究チーム
掲載誌
Social science & medicine (1982)
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
—
結果の向き
差なし

米国の4〜14歳で、ふつうに比べると母乳の子は11項目中10項目で良かったが、きょうだい同士で比べると1項目を除き差が大きく縮み、はっきりした差ではなくなった

The effects of breastfeeding exclusivity on early childhood outcomes.

発表年
2014年
研究機関
アメリカ・Jenkins JMほかの研究チーム
掲載誌
American journal of public health
研究の種類
コホート研究生活習慣などの違いで集団を分け、長い期間追いかけて比べる研究。
対象
10,700人
結果の向き
差なし

米国の子ども10,700人で、条件をそろえて比べると、4歳の読みと認知に小さな差が見られた程度で、母乳の期間や母乳だけかどうかの効果はほとんどなかった

ほかに参考にした論文(16本)

この記事のエビデンス強度は、公開している評価方法に沿ってプログラムが算出しています。